皆さまこんばんは。
東近江市佐野町にある 整体院 月の虹 です。
早速ですが昨日の続きを書いていきます。
普段、人が口にする味には『甘い・辛い・苦い・酸っぱい・しょっぱい』の5つの味があり、その日の体調や精神状態によって好む味が変わったり、摂取する量が変化します。
今回はその中の『辛い味』の効能です。
辛いものと言えば、ネギ・ショウガ・シソ・トウガラシ・ミョウガ・サンショウ・ワサビなどが挙げられます。
その働きは、体を温め血行をよくする・発汗を促進し気(き)の巡りをよくする・風邪の治療効果などです。
摂りすぎると、汗が出過ぎて気を消耗する・精神的に不安になったり、むくみが起こる・火照りやすい体質や更年期障害でのぼせの症状が出る人は食べ過ぎない。
この「気」とは、東洋医学でよく使われるキーワードなのですが、馴染みのない人は「気?なにそれ?」になるかと思います。
これを出来るだけ分かりやすく表すと、「気」とは目には見えないけれど人間の体を動かす根源となるエネルギーで体内を循環しています。血液や水、臓器を動かし、自立神経系や内分泌系をつかさどる働きをもっています。
この気が体質や環境の変化などで足らなくなったり、止まりやすくなったり、逆に流れたりする事があり、結果さまざまな不調が発生します。
辛い味の食べ物は季節問わず口にする方も多いと思います。またこの時期は上に書いたように、体を温める働きがあるので、ネギやトウガラシが入った鍋やラーメン、ショウガ入りの飲み物やお菓子などを意識して食べる機会が多くなります。
だからといって食べ過ぎはやっぱり禁物です。
程よく辛い食べ物を美味しく、楽しみながら摂り入れ、気の巡りを良くしていきましょう。
では次は「酸っぱい」効能をご紹介します。
が、それはまた今度に~