皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町にある 整体院 月の虹 です。
ゴールデンウィークも後半になり、気がつけば今日は5日ですね。端午の節句ですよ。
柏餅やちまきを食べ、邪気払いや子供の成長を願うのですが、なんせお祝い事なので柏餅以外の美味しいお料理を口にされたかと思います。
そんな端午の節句のお料理もですが、今回の連休は一歩外へ出たらバーベキューをしているご家庭を何度か垣間見る機会がありまして「お肉か…美味しいけど、食べ過ぎると胃もたれするからなぁ」と一人ぼやいていました。
そんな「お肉類」、ほとんどの人が嫌いではないはずです。
お肉には筋肉や髪・爪など『体の元となるタンパク質』と、種類によって糖質や脂質の代謝や疲労回復に効果的な『ビタミンB群』も含まれています。
「食べ過ぎは良くない」ともいわれているので健康的に食べたいお肉ですが、つい食べ過ぎた後にやってくるのが”胃もたれ”ですが、食べ方によって胃もたれしない方法もあるそうです。
という事で、胃もたれしないお肉の食べ方をご紹介します。
■どうしてお肉を食べると胃もたれする?
お肉に限らず「食べ過ぎると胃もたれしてしまう」という方は多いでしょう。
また、若いころはたっぷり食べても平気だったのに、年とともに胃もたれするようになってしまった…なんてこともあるかと思います。
そんな胃もたれの原因は、食べた物がなかなか消化されず長時間にわたって胃の中にとどまることによって起こります。
もともとお肉は「動物性タンパク」であるのと「脂肪分」が多いので、それだけで消化に時間がかかります。
例)胃だけの消化時間でも最低5時間ぐらい必要。
ですので、肉をたくさん食べた後は胃もたれしやすいのです。また、若いころは代謝が良いのでたくさん食べても消化速度が速いのですが、年を取ると消化活動が落ちてしまうということもあります。
■胃もたれを防ぐ簡単な方法はよく噛むこと
胃もたれを防ぐ最も簡単な方法、それは「よく噛むこと」です。
食べた物を細かく噛むことで、胃腸の負担を減らすことができます。また、たくさん噛むと唾液が分泌されますが、唾液に含まれる消化酵素の『アミラーゼ』が消化を助ける効果もあります。
美味しいお肉を目の前にして、思わずガツガツと猛スピードで食べていませんか?
よく噛むことで脳に指令が行き、消化を促すホルモンが分泌されます。分泌までは少し時間がかかるのでゆっくりとよく噛んで食べましょう。
■消化を促す食べ物と一緒に食べるのも効果的
含まれている成分によって、消化を促す効果のある食べ物があります。
例えば、大根には「アミラーゼ」や「プロテアーゼ」といった消化酵素が含まれています。大根おろしでもいいですが、焼き肉なら大根のキムチがピッタリです。
他にも、キャベツに含まれる「キャベジン」には胃の粘膜を守る働きがあります。トンカツを食べる時はキャベツの千切りをたっぷりと食べましょう。
もちろん、この他にも緑黄色野菜やキノコ類も摂るようにしましょう。
果物では、リンゴに含まれる「リンゴ酸」や「クエン酸」も消化を助ける働きがあります。
キウイに含まれる「アクチニジン」やパイナップルに含まれる「ブロメライン」には、タンパク質の分解を助ける働きがあるので、お肉料理後のデザートにおすすめですが、こちらも食べ過ぎは禁物です。
焼肉・すき焼き・ステーキ・トンカツ・フライドチキン・ハンバーグ…どんな肉料理であっても、噛むことが基本です。
消化を助ける食材を一緒に摂って、美味しいお肉料理と残りの連休を楽しみましょう。