皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。
たまに『ツボで体のどこが悪いかが分かるんですよね』
と聞かれることがあります。
ツボは確かに体の反応点です。
ところで皆さんが言うこの「ツボ」ですが
本来は経穴(けいけつ)という名称がちゃんとありまして
この経絡が通っている道のことを経絡(けいらく)といい
全身に分布しています。
そしてその道は全部で14本あります。
そのうちの12本は縦に流れるものと
正中線上の前と後ろを流れる2本とで表します。
経穴はこの14本の経絡上の要所にあり
全身に361穴存在します。
この経穴の一つひとつが、経絡という道を通じて
臓腑や身体の各部につながっていています。
それらに異常が出て全身の巡りがスムーズに
流れなくなった時、その経絡上の経穴に反応が現れます。
その経穴がどこにあるのか…と言うとめっちゃ長くなるので割愛し
(決して面倒くさいわけではありませんよ💦)
そこからさらに簡単に説明しますと、経穴の場所は
骨格の周りや筋肉と筋肉の境目などにあり
硬くなっている所(コリ)です。
その中で施術する際に一番重視するのは
背骨に沿って並んでいる経穴を意識します
『あぁ!だからいつも背中をよく触るのか〜』
と思った方がいらっしゃるかと思うのですが
この背中に沿った経穴が内臓にとても深く関わっているのです。
そして背骨に沿った経穴それぞれが体の《不調》と関係していて
例えば首の骨の1番めの骨の位置が変わると
頭痛・不眠症・めまい・高血圧・慢性疲労などの症状が現れます。
胸椎1番めの骨(首の骨の7番めの下)の位置が変わると
喘息・腕の痛み・息切れ・咳・呼吸困難などの症状が現れます。
と、こんなふうに骨1椎(つい)で現れる症状や疾患が違う
背骨の数は首の骨から腰の骨までほぼ24椎あります。
実は意外と数がある背骨、その1椎1椎ごとに現れる
症状や疾患を覚えて…いますよ(;’∀’)