皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。
朝晩の気温が一けた台になる日が続き、
ファンヒーターやエアコンなどの暖房器具を
点ける頻度が多くなった方もいらっしゃるのでは?と
思う、身体が「冷え」を感じる今日この頃。
そんな皆さんに質問です。
冷え性になったきっかけは何ですか?
きっかけ…あったかな?
いつの間にか冷え体質になっていたような…と
いう方がおそらく多いと思います。
加齢によるもの?
筋肉が減ったから?
ダイエットで体質が変わったから?
など思い当たるきっかけはあるかと思われますが、
実は冷え性を悪化させる要因が
『朝の過ごし方』に潜んでいるのです。
そこで今回は、朝どんな過ごし方をすると
冷え性が悪化するのか?
その原因と対策法をご紹介します。
●最も体温が低いのは朝
体温は1日中変化し続けています。
1番体温が低くなっているのが早朝4時頃と
いわれていて、その後お昼にかけて徐々に
上がっていくのが普通とされています。
ホルモンの関係もありますが、寝ている時は
副交感神経が優位なため、血管が広がり血流が
よくなっているとともに、熱の放散も激しいため
体温も下がりやすくなっています。
●朝の過ごし方次第で冷え性かどうか決まる
そんな体温が下がっている朝から、忙しいからといって
コーヒーだけを飲んだり、朝食を抜いたり、バタバタ慌てたり…
していると、体温がさらに下がってしまい昼にかけて
上昇するはずの体温が低いままになってしまう恐れがあります。
また、入眠の時は熟睡しやすくするために
パジャマなど薄手の物を着ているはずです。
その状態で朝、長時間過ごすと体がさらに
冷えてしまうので気をつけてください。
●朝の低い体温からの脱出法
基本は『冷たいものを摂らない』こと『薄着のままでいないこと』
などがポイントですが、体温が低くならないための方法をご紹介します。
1:白湯を飲む
80度ぐらいの白湯を飲んで、内臓を起こしてあげましょう。
2:靴下を履く
冷えは最初に足元から来ます。
寝起きは必ず靴下を履きましょう。
3:首を露出しない
「寒い」と感じた途端、前毛細血管括約筋が
毛細血管をギュッと細くしてしまいます。
この状態になると、血管が再度広がるのに
10分~40分もかかってしまうので、
「寒冷刺激を最も感じる首」を
冷やさないようにしましょう。
4:朝の支度は余裕を持って
朝は、寝起きの副交感神経が優位な状態から
交感神経が優位に切り替わる大切なタイミングです。
そんなタイミングの時に、急に交感神経が優位に
なるような事をすると、血管が収縮したままになります。
また、自律神経は朝の状態を反映しやすいため
1日中血管が収縮して冷えた状態にならないよう注意しましょう。
冷え性体質になってしまう生活習慣のポイントは
実は朝の過ごし方に隠されています。
寝起きにあれこれ考える時間が無いかもしれませんが、
そのあと1日中体が冷えてしまうのはもっと嫌ですよね。
まずは、寝起きに体を冷やさない工夫を心がけてみてください。