夏バテと免疫力

2023.08.22

皆さまこんばんは。

今回もご覧いただきありがとうございます。

東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。

天気予報では「この暑さはまだまだ続く」

予報を出していますが、そんな気がしてならない連日の暑さですね。

そんな暑さで「夏バテしている」という声を頻繁に耳にします。

そんな「夏バテ」ですが、なぜ起こるかご存知ですか?

夏バテが起こる原因、そこには人が本来もっている

「免疫力」が深く関わっているそうです。

という事で、「夏バテ」と「免疫」の関係に注目して

免疫力のメカニズムやその対処法と免疫力アップの方法をご紹介します。

●「夏バテ」と「免疫力」は深く密接している
日本は梅雨の時期に夏が始まり、梅雨が明けると猛暑にうつります。

そんな高温・多湿の気候が体力を消耗させ

疲労や倦怠感を強く感じやすくなり、

そこから食欲不振や睡眠不足などの不調を訴えやすくなります。

これらの体力低下や思考・判断力の鈍化などから、

よく言われる『自律神経が乱れた状態』のことを

総して「夏バテ」と言います。

●免疫力の低下と夏バテとの関係性
1:冷房の効いた部屋から外へ出た時
冷房がかかっていた部屋から出た時に部屋と

外の温度差により体温調節が上手く出来ず、

免疫力の低下に繋がり「夏バテ」を引き起こします。

これは夏特有のものです。

家や建物内にいる時は涼しい場所から

外へ出ることを考えて冷房の設定温度に気を付ける、

出掛け先では上着などで調整しましょう。

●発汗×冷たいものによる胃の機能低下
汗をかくのは体温調整をする上で必要なことですが、

血管の拡張が原因で胃の血流量が減少し

胃の機能が低下します。

その状態で冷たいものを摂ると胃液が薄まって

食欲不振などの「夏バテ」になってしまいます。

また免疫力も弱まれば、消化・殺菌力が低下して

下痢や食中毒を引き起こすこともあります。

発汗時やのどが渇いた時の水分補給の際、

飲み物の温度は常温ぐらいにして胃を刺激しないようにしましょう。

●ビタミンの不足
うなぎや豚肉・レバーなどに多く含まれるビタミンB群。

これが不足すると疲労物質が蓄積し「夏バテ」の

だるさを感じることがあります。

また、だるさを感じ続けていると代謝が落ち

体内の老廃物も蓄積して免疫力が低下してしまいます。

不足しがちなビタミン。

特に夏は意識して摂取しましょう。

●夏を乗り切るために食べたい食材
・うなぎ
冷房が効いた部屋では空気が乾燥しがちです。

そんな時、うなぎに含まれている「ビタミンA」には

肌や粘膜を作る働きがあるので、喉の乾燥を

防いで夏風邪予防にも一役買ってくれます。

さらに夏バテに効果的な栄養も多く含まれているので、

夏を乗り切るために食べたい代表格の食材です。

・豚肉
夏は体内のタンパク質を消耗しやすいと言われています。

タンパク質は、皮膚・筋肉・血液などを作り出す重要な

栄養素のひとつなのでしっかり摂取する必要があります。

そんなタンパク質が摂れる食材の一つに豚肉があります。

豚肉には、神経系のエネルギー供給にも関係してくる

ビタミンB1が豊富に含まれていますす。

タンパク質に加え、不足しがちなビタミンも摂取

できるので夏に食べたい食材のひとつです。

・豆腐
高タンパク&低カロリーの豆腐。

暑い夏でもさっぱりと食べられて、

必要なエネルギーもしっかり摂取できる食材です。

そしてあまり胃腸に負担がかからないので、

食欲がない時にも食べられます。

・ピーマン
ピーマンは免疫力を高める作用がある

ビタミンCが豊富です。

体内に侵入してきたウイルスを撃退して

白血球の働きを助けてくれる栄養素です。

また紫外線や冷房の空気にさらされて

ダメージを受けた夏の肌も助けてくれます。

●夏を乗り切る「免疫力」アップの方法
夏の気候は、副交感神経系が優位になるので

白血球の中にあるリンパ球の働きが活発になります。

活発化したリンパ球は、免疫力を持続させて

体外から侵入したウイルスや細菌を攻撃し体を守ってくれます。

しかし生活習慣や食生活が乱れていると

リンパ球を鍛えることができず、

体を内側から守ることができません。

つまり「夏バテ」知らずな毎日を送るには

意識して生活習慣などを改善することが大切なのです。

そんな生活習慣の改善で重要なポイントが5つあります。

1:しっかり栄養を摂り、胃腸機能を保つ
不足しがちな栄養素を中心に、うなぎや豚肉などの

夏バテ予防に効果的な食材を意識して摂りましょう。

2:十分な睡眠を摂る
寝不足は自律神経の乱れに繋がるので

「寝るときは寝る」と割り切った生活を心がけましょう。

3:お風呂にしっかりと浸かる
冷房で鈍った汗腺を活性化させたり、湯船の水圧効果で

心肺機能を鍛えることができるので

夏でもしっかりとお風呂に浸かりましょう。

4:水分補給は常温で適度に
知らず知らず水分が不足してしまう夏。

暑いのでつい冷たいものを口にしたくなるものですが、

胃腸機能の低下に繋がるので、できるだけ

常温のものを摂取するように心がけましょう。

5:軽い運動で基礎代謝を高めて、体力を持続させる
涼しい部屋でジッ~としていては代謝が弱まり、

屋外などの外気温と変わらない環境下に居続けるたり

すると体力を維持できなくなります。

適度な運動で持続的な体力を保つようにしましょう。

いかがでしたか?

夏バテを早めに改善して、まだまだ続く暑さを乗り切りましょう。

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