皆さまこんばんは
今回もご覧いただきありがとうございます
月の虹 です
ようやく滋賀でも桜の開花宣言が発表されましたね
と、そんな時季は
『春眠暁を覚えず(春の夜は眠り心地がいいので、つい寝過ごしてしまうこと)』
のことわざのように眠気に襲われる時がありますが、まさに春うららかなこの季節に起こる眠気、実は体のメカニズムによる変化が原因なのです
ということで、春になぜ眠たくなりやすくなるのか?の要因をご紹介します
●暖かいせいで、脳の血流が減る
暖かい気温の影響で、体内にこもった熱を放出するため血管が広がり皮膚表面の血流量が増えます
そうすると血圧が低下し、結果、脳の血流が減ります
脳の血流が減る=脳の酸素が不足になるので眠くなるのです
●寒暖の差が自律神経を乱れさせている
冬から春にかけての季節の変わり目は朝晩と日中の気温の差が激しくなるので、自律神経が乱れやすくなります
すると自律神経のバランス調整ができなくなってしまいます
この自律神経のバランスの乱れによって、本来昼に働かなければいけない交感神経が働かず、眠気やだるさ、疲労感といった症状が出ます
このため、春になると眠気を訴える人が多くなるのです
●ビタミンB群が不足する
暖かくなって身体の各器官の動きが活発になり始めると、食物に含まれる糖質や脂質から盛んにエネルギーを作る必要があります
そして、このエネルギーを変換する時にはビタミンB群が使われるのですが、盛んに使われるので、結果B群が不足しやすくなります
そして脳も膨大なエネルギーを消費する器官なので、こうした栄養素の不足が春の眠気を招いている原因の一つとなっています
また、睡眠時に必要なホルモン『メラトニン』は、ビタミンB12の影響を受けていますので、これが足りないと夜に上手く眠れず日中も眠さが続いてしまいます
●この時期の眠さを撃退するには
ビタミンB群を含む代表的な食材は
豆類・赤身魚・レバー
などで、とくに魚介類やレバーはビタミンB12を多く含んでいます
これらを積極的に摂り、食事だけで補うことが難しい場合はサプリメントで補給するなどして、ビタミンバランスの調整を心がけましょう