毒性のある食べ物

2023.07.21

皆さまこんばんは。

今回もご覧いただきありがとうございます。

東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。

数日前に梅雨明けとなり、夏がやって来ました。

今年は5月から梅雨入りだったので長かったですね。

夏本番となるこれからは

暑さ・紫外線・エアコンの当たり過ぎに

ご注意くださいませ。

梅雨明け話から変わりますが

皆さんが普段、何気なく食べている食べ物に

「毒が入っていたら」どうされますか?

かなりのお金持ちとか権力者で

命を狙われているような人であれば別ですが、

普通はそんなこと考えないものです。

しかし、誰かが故意に毒を入れたというわけではなく

食べものそのものが毒を持っていたとしたらどうでしょうか?

「いや、そんなのフグとかだけでしょ?

滅多に食べないし、気をつけてるから大丈夫」

という方もいるかもしれません。

が、実は誰もが知っている身近なあの

食べ物にも毒を持つ成分が含まれているのです。

という事で、あまり知られてはいない

毒のある食べ物をまとめてみました。

●ジャガイモ
吐き気・嘔吐・腹痛・下痢・頭痛・めまい等の

症状が出る恐れあり。死ぬ可能性もある。

ジャガイモは食べると中毒症状を起こす恐れがある

「部分」があります。

その部分は、芽と光に当たって

緑色に変色してしまった部分です。

これらの部分には『ソラニン』『チャコニン』という

天然毒素が含まれていることが多く、

食べるときには取り除かなくてはなりません。

死ぬ可能性もある食べ物なので、

芽や緑色の部分を発見したら皮を厚めにむいて、

しっかり除去しましょう。

またジャガイモは、暗くて涼しい場所で保管しましょう。

●アジサイの葉
食中毒の症状が出る可能性あり。

そもそも、アジサイの葉を食べようと

思う人のほうが少ないと思うのですが、

食材の飾りとして盛りつけられていることが時々

あるそうなので、誤って食べないように注意しましょう。

実際に、アジサイの葉を食べて中毒になったという事件もあったそうです。

また、アジサイの葉は古くは

「催吐剤(さいとざい)」

つまり、食べたものを吐く薬として使われていた

という文献も残っているようです。

昔からそういう力があったことが知られていました。

●果物、果物の種
毒があるとされている果物と果物の種は次の通りです。

大人が果物の種を食べることはないと思いますが、

気になった物はなんでも口に入れる子もいますので注意してあげましょう。

青梅・リンゴの種・モモの種・サクランボの種

これらの果物と種には

『アミグダリン』という毒が含まれていて、

中毒になると以下のような症状が現れます。

悪心・嘔吐・頭痛・目まい・

血中酸素の低下による皮膚の青白・

肝障害・異常な低血圧・眼瞼下垂・

神経障害による歩行困難・発熱・

意識混濁・昏睡・死亡など。

アミグダリンはバラ科の食品に含まれている成分で

特に種の部分に多く含まれています。

種を砕くと分解酵素である「エルムシン」という成分が作用します。

が、種を噛み砕いたり、大量に摂取したりしなければ

中毒になる危険性は低いとされています。

●トマトの葉
腹痛・下痢などの症状を引き起こす可能性あり。

トマトの葉や茎には『トマチン』という成分が含まれています。

このトマチンは虫がトマトに近付かないよう、

トマトが自ら出して身を守るための成分です。

大量に摂取すると下痢や腹痛などの症状を引き起こすこともあります。

大きいトマトを食べるときには大丈夫だと思われますが、

ミニトマトの場合はうっかり葉も一緒に

食べてしまうこともあるかと思いますので注意してください。

●フキノトウ・フキ
肝癌・肝中心静脈血栓症を引き起こす可能性あり。

春の味覚とされているフキノトウとフキ。

楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

しかし、フキやフキノトウには

『ピロリジジンアルカロイド』

という肝臓へ悪影響が懸念される成分が含まれています。

食べすぎると、肝癌・肝中心静脈血栓症を引き起こすこともあるようです。

調理の際にしっかりアク抜きをして食べ過ぎない

ようにすれば、肝臓にダメージを受ける危険性は低いようです。

●毒性のある食べ物は適切な調理をしましょう
「あの食べ物って、毒なんだ!」と初めて気づいた

食品も多かったのではないでしょうか?

しかし取り扱い方や食べ方に気をつけていれば

そこまで恐れることもないようです。

毒がある食べ物は、ちゃんとした調理をしてから食べるようにしましょう。

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