皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町にある 整体院 月の虹 です。
年末年始はいかがお過ごしでしたか?
親御さまやご兄弟のところへ帰郷された方、
子供さんやお孫さんのお出迎えをされた方、
普段と変わらず仕事だった方…
さまざまな形の年越しと年明けでしたが、改めて
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今季はまだ昨年のような大雪に見舞われる事がないので、
移動がスムーズに出来ていますがやはり寒さは身体に応えています。
寒いと手足が冷えてしまうので、厚手の靴下や保温インナーなどで
一日を通して『冷え対策』をされていると思います。
ですが、いくら冷え対策をしていても
しもやけ が出来てしまった事はありませんか?
そこで、しもやけの原因や予防などをご紹介します。
●しもやけの原因
しもやけは寒さや冷えによって血流が悪くなることで起こります。
冬になると1日の気温の変化が激しくなり、温度差が大きくなるのでこの時期によく症状が現れます。
また、しもやけは冷え性の方に起こりやすいため、体質や遺伝も関係していると考えられています。
もしも近親者に、冷え性や身体が冷えやすい自覚を持っておられる場合には注意が必要です。
さらに手足の湿度も大きく影響しています。
例えば、手足を濡れたままにしていると乾く段階でしだいに
皮膚の温度が低下し、しもやけを引き起こす場合があります。
いずれにしても冷えが最大の原因です。
また、しもやけはかゆみや痛みをともないます。
その原因は冷えて血流が悪くなっている血管が、急速に温度が上がることで
血流が一気によくなり、神経が刺激を受けるためです。
冷たい外気に触れていたのに、急に暖房の効いた部屋やこたつに入った場合などに生じます。
●しもやけの症状
しもやけには、手の指先・足先・耳たぶ・鼻といった末端部分に生じる場合と、
手足全体が腫れを起すような場合の2種類があります。
末端部分におこる症状は、赤紫の発疹が現れかゆみや痛みを
ともなうのが特徴で幼少期の子どもによく発症します。
手足全体が腫れる場合は、青年期から成人にかけた女性によく発症します。
いずれも手足・耳たぶ・鼻に多くみられますが、時に太ももや臀部に発症することもあります。
そして、痛みやかゆみがひどい場合は就寝できなくなるなど、生活に支障が起こることもあります。
重症化すると大変な事になる場合もあるので、適切な処置を早めに行いましょう。
●しもやけの予防
しもやけにかかると痛みやかゆみでとても辛いので、予防するに越したことはありません。
しもやけの予防で一番重要なことは 『長時間身体を冷やさない』 ことです。
冷えは血流を悪くさせてしまいます。
寒さが厳しくなる季節には、厚手のソックスや手袋などで冷えから身体を守りましょう。
特に末端部分は露出しないように心掛けましょう。
また食生活も冷えに影響しています。
身体が冷えやすい方は、ビタミンEが不足している場合があります。
また、白砂糖や砂糖がたっぷり含まれている菓子や
ジュースなど甘い物の摂りすぎも身体を冷やしてしまいます。
ビタミンEを食事で補えない場合はサプリメントで補給するように心掛けましょう。
また並行して、ビタミンCを摂取すると吸収がよくなるのでオススメです。
●しもやけの治療
しもやけの治療にはさまざまな民間療法がありますが、
それでもなかなか治らない場合は医療機関での受診をしましょう。
たかがしもやけですが、放置していて重症化すると凍傷になり
最悪の場合手足を切断する…なんてことにもなりかねません。
甘くみず、早めに治療するように心掛けましょう。