男性も冷えてます

2022.11.18

皆さまこんばんは。

今回もご覧いただきありがとうございます。

東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。

先日、知人たちと「今年もあと1か月半ぐらいしか残っていない…」という話題になったのですが、

その残りの日数を「どんな風に捉えるのか」によって、過ごし方が変わるんだろうな~と思いました。

私的には「どうせなら楽しい事が起こりやすくなる」の心境で過ごしていこうかと思います。

さて、そんな11月は冬に向かって一層気候が変化する時季でもあります。

変化する時季は心身にも変化が現れるので、場合によっては体調を崩してしまうこともあります。

体調を崩すしてしまう原因の一つとして必ずと言っていいほど

『冷え』があげられるのですが、この冷えが強く影響するのは

女性と言われていますし、実際女性は冷えによって体調が変化します。

ですが、冷えは女性だけに影響するものではありません。

男性にもしっかり影響しているのです。

意外と多い男性の冷え性。

これを単なる「寒がり」と受け流してしまう人もいますが、

ちょっとそこは注意した方がいいですよ。

ということで、男性の冷え性についてご紹介したいと思います。

ある医薬品メーカーが「手足に冷えを感じる」という男性層を対象に行なった、

冷え性対策の調査によれば

『冷え性であることを自覚しておきながら、

ほとんどの男性が何の対策も講じていない』

という結果が出たそうです。

しかし、冷え性は決して侮れないものなのです。

日本人の平均体温は、60年ほど前に行なった調査では36・9℃でした。

当時は37℃程度が当たり前だったわけです。

ところが現在では36℃が平均とされています。

つまり、わずか60年のうちに日本人の平均体温は約1℃下がったことになります。

「1℃ぐらい大したことないのでは?」と思いがちですが、人間は体温が

1℃下がれば代謝能力は15~20%、免疫効果は約30%低下します。

その理由は体温が下がれば血行が悪くなり、血液の粘度が上がってしまうので、

いわゆる「ドロドロの血」になるわけです。

血液は身体の隅々に酸素や栄養素を届け、老廃物を体外へ出す働きがありますが

血行が悪くなるということはこれらの働きが滞るということです。

そして、これが原因でさらに体温が低下するという悪循環に陥りかねません。

また体内の遺伝子が傷ついた時に、修復する働きを持っている

酵素にとって、最も活発に働く体温は38℃前後とされています。

体温の低下は酵素の働きにも悪影響を及ぼし、遺伝子の修復がままならず

体を健康に保つメカニズムを破壊していくわけです。

これが原因となり、感染症になることもありますが

それはまだ良いほうで、最悪の事態では癌の原因になりかねません。

また精神を安定に保つ働きにもかかわるので、

うつなどの原因になるといっても過言ではありません。

もし、今、様々な不調や病気になっているとしたら

冷え性が原因となっている可能性は高いです。

■冷え度チェック■

1:手足が常に冷えていて、なかなか温まらない

2:時々頭痛がある

3:顔色が悪い

4:目の下にクマができる

5:軽い運動でも息切れをする

6:熟睡できない

7:就寝途中、トイレで目を覚ます

8:低血圧である

9:体温が低い(36℃以下)

10:肩こりがひどい

11:腰痛がある

12:膝痛がある

13:下痢ぎみ or 便秘ぎみ

15:疲れやすく、寝ても疲れが取れない

16:イライラしやすい

17:やる気が起きず、集中できない

18:貧血ぎみ

19:夏でも汗をかかない

20:朝起きるのが辛い

この内、3つ以上当てはまれば要注意です。

と、このように身体に大きなダメージを与える冷え性ですが、

その対策はやはり

【冷やさない】と【温める】という2つに尽きます。

冷やさない対策は、

冷たい物を飲まない・食べない・甘いもの(お菓子・果物)を食べ過ぎない。

常温、または体温以上に温めた食べ物を摂ること。

食材は、寒い時期が旬のもの、寒い地方で採れる野菜などを

努めて食べることがオススメです。

衣類で温めるなら、心臓から遠い下半身を中心に温めるように気を付けましょう。

特に太ももを温める工夫をしましょう。

太ももは全身で最も筋肉が多い部位ですし、筋肉が多い=血管も多いので、

ここを温めると全身の血流を促進することにつながります。

ただし、温めすぎると汗をかいて反対に冷えてしまうので温めすぎは禁物です。

また入浴も効果的です。

40℃以下の温度で、30分ほど肩まで浸かればリラックス効果が期待できますし、

お風呂上がり後の睡眠に入りやすくなすので、ストレスも抑えられます。

他に適度な運動も良く、例えば

電車の中では座らない・駅やオフィスでの移動は階段を使うなど

激しい運動である必要はなく、その人にとって『ちょっときつい運動』がベストです。

この程度で充分冷え性は克服できます。

他にも、寝不足が続くと交感神経が働くので

身体が常に緊張し、血行にも悪影響を及ぼします。

就寝前に身体を温め、リラックスさせて快眠を得ることが重要です。

が、就寝時は汗をかくほどの温めは止めておきましょう。

またマッサージや身体をほぐすのもオススメです。

冷えを感じやすいのは末端からです。

そこで、手が空いている時に効果的なのが「両手・両足の指先マッサージ」です。

手足の指の腹と爪の生え際の両側を揉む

両手の第1関節を合わせて組み、約1分間力を入れたり抜いたりする動作をする

足首の屈伸や回してみる…などのセルフマッサージで全身の血流を促進しましょう。

セルフケアをしていても、冷えを感じる・疲れが取れない・寝つきが悪い…など

上記のチェック項目の改善がなかったり効果が得にくい場合は、

全身が疲れ切っている可能性があるのでその時は

人の手を借りて改善していきましょう。
(※もちろん、月の虹を使っていただく事を前提とします)

それでも体調の改善がみられない場合は、病気による

可能性もありますので早めに医療機関を受診しましょう。

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