睡眠と血のめぐり

2022.01.18

またまた雪が降る天気となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
東近江市佐野町にある 整体院 月の虹 です🌈

このブログを書いているのは、大体の人が「そろそろ寝ようかな~」と思う時間帯ですが、こう寒いと「体が冷えてなかなか寝つけない」と感じる方が多いのではないでしょうか。

『睡眠は最高の健康維持法』ともいわれるように、睡眠中は日中フル活動していた脳を休息させたり、肉体疲労などで疲弊した体(細胞)の修復をします。
また、睡眠をとることにより『成長ホルモン』が分泌されるので、しっかり睡眠をとることはとても重要です。

しかし、今の現代人にとって睡眠時間を十分に取るのはなかなか難しいので、短時間の睡眠でもしっかりと疲れを取りすっきり目覚められるよう「睡眠の“質”を高める」動きが高まっています。

という事で、この質の良い睡眠へと導くコツをご紹介します。

その重要ポイントは【体の血のめぐり】です☆

■睡眠満足度のカギを握る『深睡眠』
満足度の高い睡眠とは
・スムーズな入眠ができ
・夜中に起きる事がなく
・翌朝の起床時に「あ~よく寝られた!」と感じられること

それには“深睡眠”がカギとなります。

ここで、睡眠のリズムについておさらいしてみましょう。
睡眠には2つの種類があり、1つは夢を見ている「レム睡眠」で、もう1つはほとんど夢を見ない「ノンレム睡眠」です。
睡眠中はこの「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」がセットになり、目が覚めるまで90分周期で4~6回繰り返されます。
そしてこの「ノンレム睡眠」には眠りの深さが1~4までの段階があり、そのうちの3~4段階が“深睡眠”です。

この“深睡眠”は体や脳の休息(修復)や体の成長など、体の機能を維持するための重要な役割を担っており、眠り始めの3時間に多く出現するといわれています。
そして先ほども述べたように、成長ホルモンもこの時間に多く分泌されます。

つまり、スムーズに眠りにつき、質の良い、深い睡眠を得ることは健康にとってとても有効なのです。

■『深睡眠を得る』コツは体温調節
人間の体温は昼間活動している時は高く、夜から明け方にかけて下がるという一定のリズムがあります。
そしてこの体温低下の幅が大きいほど、入眠時の寝つきがよくなって深く眠ることができます。

ところが現代人は、慢性的なストレスや体の冷えなどにより、血のめぐりが悪くなり体温が上がりにくい状況にあります。
寝つきを良くするための体温調節をするには「温めること」と「リラックス」することが重要になってきます。
体を温めたり、心と体をリラックスさせることで血のめぐりを良くすれば、睡眠をとる頃には放熱が促され体温が下がり、スムーズに入眠態勢に入ることができるというわけです。

■就寝前の「温め」と「リラックス」で快眠
それでは、血めぐりを促して“深睡眠”を得るには、具体的にどのようにすれば良いのかお伝えします。

1:体を温める
寝る3時間前までに食事をする。
ショウガ・トウガラシ・ネギ・玉ねぎ・ニンジンなどの【体を温める食べ物】を摂ることをおすすめします。

2:寝る2時間前に軽い運動をする
息が上がってしまうような激しい運動ではなく、ウォーキング・ヨガ・ストレッチなどの軽い運動がおすすめです。

3:就寝から1時間前の入浴
お湯の温度は38~40度とぬるめに設定し、湯船に10~20分ほどゆっくり浸かりましょう。

4:首と目を温める
「首」と「目」は短時間で心地よい温かさを感じることができる部位ですので、就寝の30分くらい前に首もとや目もとをやさしく温め、心と体をリラックスモードに切り替えましょう。

首は血管が多く集まる部位ですので、直接首に貼れる温熱シートなどで首をあたためると全身の血管が拡張して血のめぐりが良くなります。就寝前に活用してみましょう。

目は、蒸しタオルや市販されている蒸気の出るアイマスクなどで温めます。温める事で副交感神経が優位になり、体がリラックスモードになって血のめぐりが良くなります。

まだまだ寒さがこたえる冬「体が冷えてなかなか寝つけない」と感じたら、就寝前の「温め」と「リラックス」で快眠を目指しましょう。

PAGE
TOP