皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。
早くも11月半ばを過ぎようとしています。
そんな11月、日中は温かい時もあるのですがなにかと『冷え』が気になるようになってきました。
「冷えは万病のもと」といわれているように、実際に体を冷やしても良いことはありません。
さらにこれからは風邪やインフルエンザ、また感染者が増えつつあるコロナも気になります。
そんな時にオススメなのが、体も温まり風邪などの予防によいとされている『茶節』と『梅醤番茶』です。
という事で、茶節と梅醤番茶の効能と作り方をご紹介します。
●冷えは美容と健康の大敵
人体は、体温が1度下がると免疫力は30%下がり、体温を1度上げると免疫力は5~6倍にもなると言われています。
ですので、寒いと風邪をひきやすくなると言われるのはこのためです。
またダイエットに大切な基礎代謝量は、体温が1度上がると13~15%上がるとされています。
仮に、体温が35度の人の基礎代謝量が1200kcalとすると、体温を1度上げることで1380kcal増えるということになります。
運動など何もしなくても、消費してくれるカロリーが180kcalも増えるのです。
180kcalを食べ物に例えるとパウンドケーキ2個分。ウォーキングなら約1時間分のカロリーになります。
また、体を温める活動のことを表す「温活」ですが、食生活の乱れや季節外れの飲食物の摂取、化学調味料などによる内臓の疲労や血行不良、女性では子宮や骨盤周りが冷えているとそのまま体調不良や生理痛に繋がるとされるので、身体を温める事で美容にも健康にも良い作用が得られるといわれているからです。
●茶節は肝臓から温めてダイエット効果も抜群
「茶節」とは鹿児島県に昔から伝わる伝統食で、かつお節に味噌を混ぜて緑茶を注いだものです。
簡単に作れますし、お出汁たっぷりの味噌汁と似ていますが緑茶を使っているのでさっぱりしています。
そのまま飲むのが一般的ですが、味噌汁のように具材を入れたりご飯を入れて食べても美味しいそうです。
その効能は、体を温めるだけではなく、味噌を食べることで肝臓内に「アディポネクチン」という肥満を抑える物質が作られ、かつお節に含まれる「ヒスチジン」が満腹中枢を刺激するので過食を抑えてくれ、緑茶の「カテキン」が血糖値の上昇を抑えるので結果的に肥満予防にもなるので、ダイエットに効果があるとされているのです。
●梅醤番茶で風邪退治を
梅醤番茶も古来から民間療法として伝えられてきたものです。
梅干しに醤油を少々混ぜ、すりおろしや粉末の生姜を加え番茶を注ぎます。
風邪のひき始め、疲れたとき、お腹の調子が悪いときなどに飲まれてきました。
梅には強力な殺菌作用ばかりでなく「クエン酸」が疲労回復に効果があり、醤油には生きた酵素が含まれていますし、生姜には殺菌作用と体を温める効果があり、番茶はカフェインが少なくカテキンが多いため殺菌作用があるので、風邪のひき始めにはとても良く効くそうです。
どちらも普段から飲むことで、免疫力を高められるので風邪知らずになれるかも😉
寒さに負けないように、毎日の習慣にしてみてはいかがですか?
茶節と梅醤番茶で美味しく温活してみましょう。