皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。
明日から12月半ばに入りますが、
いつまでこの「異常な冬」が続くのでしょうか。
季節外れ…では?と思っているのは
私だけではないはずです。
と、個人的な感想はここら辺に置きまして
連日朝晩と日中の気温が10度以上になると
ご本人が自覚している・いないに関わらず
心身は「ストレス」を受けています。
皆さまもすでにご存知の通り、ストレスを受けると自律神経が乱れ
「身体への影響がその人にさまざまな形で現れる」と
いわれますが、その自律神経と深く関わる『骨』があるのです。
その骨とは、身体を支える土台であり生命活動にも影響を
及ぼすとてもとても重要な働きを持っています。
またその骨は腕や足・肋骨などの骨の形とは違い
「三角形の形」をしています。
そこで今回は身体と深い関係にある
『三角形の骨』についてご紹介します。
●身体の真ん中にある「三角形の骨」を温める
自律神経と関わりがあり、身体を支えたりする
“三角形の骨”とは『仙骨』のことです。
仙骨は身体の後ろ(背中)側にある骨で
左右の腸骨(骨盤)の間(お尻の上)にあります。
その仙骨は、背骨とその上にある頭蓋骨を
支えている土台になる骨ですので
仙骨が歪んでしまうと、身体全体も歪んでしまう
可能性がある身体の中でもとても重要な骨です。
そして仙骨は子宮とも密接に関わりがあります。
仙骨と腸骨の間にある関節(仙腸関節)をつなげている
靭帯や筋肉が硬直し、柔軟性が悪くなると
腰痛や生理痛などが起きやすくなります。
ですので、普段から仙骨部分を温めて
靭帯や筋肉を緩めることは、関節の動きを
スムーズにする上でとても大切なのです。
また、出産の時にはこの仙腸関節が緩むことにより
骨盤が広がり、赤ちゃんが産道を通りやすくなるそうですので
妊娠中の方も仙骨を温めることをおすすします。
もちろん、子供を望んでいる方や生理不順や生理痛に
お悩みの女性の方々も子宮力を上げるため
普段から温めるようにしてください。
さらに、仙骨は副交感神経とも密接な関係にありますので
仙骨を温めることで気持ちも緩みやすくなり
深い睡眠を得ることも可能になります。
●自宅で仙骨を温める方法
自宅で手軽に温める場合は、カイロやホットタオルや
レンジで温めて血行を良くするグッズなどを活用してください。
また、可能でしたらご主人やご両親、お子様などの
“人の手”を腰から仙骨のあたりに置いてもらうこともおすすめです。
人の手のぬくもりって、リラックスして気持ちが穏やかになる効果があります。
例年にない温かすぎる12月ですが、身体は知らず々の内に冷えています。
しっかり「三角形の骨」を温めて冷え対策を始めましょう。