自律神経と三角形の骨

2023.12.10

皆さまこんばんは。

今回もご覧いただきありがとうございます。

東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。

明日から12月半ばに入りますが、

いつまでこの「異常な冬」が続くのでしょうか。

季節外れ…では?と思っているのは

私だけではないはずです。

と、個人的な感想はここら辺に置きまして

連日朝晩と日中の気温が10度以上になると

ご本人が自覚している・いないに関わらず

心身は「ストレス」を受けています。

皆さまもすでにご存知の通り、ストレスを受けると自律神経が乱れ

「身体への影響がその人にさまざまな形で現れる」と

いわれますが、その自律神経と深く関わる『骨』があるのです。

その骨とは、身体を支える土台であり生命活動にも影響を

及ぼすとてもとても重要な働きを持っています。

またその骨は腕や足・肋骨などの骨の形とは違い

「三角形の形」をしています。

そこで今回は身体と深い関係にある

『三角形の骨』についてご紹介します。

●身体の真ん中にある「三角形の骨」を温める
自律神経と関わりがあり、身体を支えたりする

“三角形の骨”とは『仙骨』のことです。

仙骨は身体の後ろ(背中)側にある骨で

左右の腸骨(骨盤)の間(お尻の上)にあります。

その仙骨は、背骨とその上にある頭蓋骨を

支えている土台になる骨ですので

仙骨が歪んでしまうと、身体全体も歪んでしまう

可能性がある身体の中でもとても重要な骨です。

そして仙骨は子宮とも密接に関わりがあります。

仙骨と腸骨の間にある関節(仙腸関節)をつなげている

靭帯や筋肉が硬直し、柔軟性が悪くなると

腰痛や生理痛などが起きやすくなります。

ですので、普段から仙骨部分を温めて

靭帯や筋肉を緩めることは、関節の動きを

スムーズにする上でとても大切なのです。

また、出産の時にはこの仙腸関節が緩むことにより

骨盤が広がり、赤ちゃんが産道を通りやすくなるそうですので

妊娠中の方も仙骨を温めることをおすすします。

もちろん、子供を望んでいる方や生理不順や生理痛に

お悩みの女性の方々も子宮力を上げるため

普段から温めるようにしてください。

さらに、仙骨は副交感神経とも密接な関係にありますので

仙骨を温めることで気持ちも緩みやすくなり

深い睡眠を得ることも可能になります。

●自宅で仙骨を温める方法
自宅で手軽に温める場合は、カイロやホットタオルや

レンジで温めて血行を良くするグッズなどを活用してください。

また、可能でしたらご主人やご両親、お子様などの

“人の手”を腰から仙骨のあたりに置いてもらうこともおすすめです。

人の手のぬくもりって、リラックスして気持ちが穏やかになる効果があります。

例年にない温かすぎる12月ですが、身体は知らず々の内に冷えています。

しっかり「三角形の骨」を温めて冷え対策を始めましょう。

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