虫と応急処置

2024.07.13

皆さまこんばんは。

今回もご覧いただきありがとうございます。

月の虹 です。

気が付けば7月も半ばになりますが、ぼちぼち夏のイベントが各地で始まっていますね。

ちなみに今日は『愛知川祇園納涼祭 納涼花火大会』がありました。
(しかも140回目だったそうです)

まだ天気が不安定な状況でしたが、持って良かったな~と思っています。
(え。見に行ったのかですか?行ってません。が、遠くから見てました)

と花火の話は置きまして、本題へ(;^_^A

夏はイベントで外出する機会が増えますが、同時に虫が増える季節でもあります。

屋外でも屋内でも「なんかかゆい!あっ!いつの間にか虫に刺されていた!」なんて事は私を含め、誰でも一度は経験があると思います。

この虫刺されはただかゆいだけではなく、噛まれた虫によっては痛かったり、腫れたりするのがあるので困ります。

なるべく刺されないのが一番なのですが、いくら虫よけ対策をしていても刺されてしまう時は刺されてしまいます。

そんな時に役立つかも知れない、虫刺されの応急処置をご紹介します。

●蚊
夏の定番といってもいい「蚊」は、夜間など屋内を飛んでいるような普通の蚊の場合、刺されても市販の虫刺され薬を塗っておけば自然に治ります。

ところが、屋外で活動しているヤブ蚊(ヒトスジシマカ)に刺されると厄介です。

これに刺された痛みとかゆさは普通の蚊の比ではありません。

このヤブ蚊に刺された場合は、すぐに流水で冷やし、できれば刺された箇所をせっけんや洗浄力が高い洗剤で洗いましょう。

その後に市販の虫刺され薬を塗ります。

ついかきたくなりますが、かきむしると「トビヒ」になる事もありますので気をつけましょう。

●ダニ
布団や床に潜んでいる「イエダニ」は、かまれた部分に小さな赤い点が2つ並び、蚊よりもかゆいのが特徴です。

こちらも蚊に刺されたときと同じく、流水で冷やすといいでしょう。

山や草が生い茂る場所にいる「マダニ」の場合は、皮膚にかみついたところを無理にはがすのは危険です。

無理にはがすと、マダニの口器の一部が残ったままになることがあるからです。

マダニが噛みついているのをはがすには、消毒用エタノールを含ませたガーゼなどをあてておきます。

こうする事でマダニを殺し、取れたら市販の虫刺され薬を塗れば問題ありません。

ただし、取れないときは病院へ行きましょう。

マダニに刺されると、発熱・嘔吐・下痢などの症状が出ることもあるので、アウトドアや居そうな場所での作業の際は、長袖と長ズボンで肌の露出を抑えておくようにしましょう。

もちろん虫よけスプレーも忘れずに。

●ハチ
最後に、こちらもこの季節に多いのが「蜂」に刺された場合。

まず、針が刺さってないか確認します。

刺さったままの針はピンセットなどで抜くか、カード状のもので横から払うように取り除きます。

その際、指でつまみたくなりますが指に毒がつく可能性があるので止めましょう。

針を取り除いたら、ポイズンリムーバーなどの吸引器を使って毒を絞り出します。

その後、患部に市販のステロイド系軟膏などを塗り冷やします。

そして早めに病院を受診しましょう。

蜂に2回以上刺されると、アナフィラキシーショックを起こすことがあるので早めの受診をオススメします。

また、虫に刺されたら痕を残さないために「保湿」するのが有効です。

虫に刺された箇所は通常の肌よりも乾燥しています。

天然のオイルや保湿力が高いクリームなどを塗って肌の再生をサポートしましょう。

夏につきものの虫、刺されたら早めの処置を心がけて夏を楽しみましょう。

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