皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。
11月も終わりが近づき、日が暮れるのが早くなり
季節は冬に向かっているな~と
思う事が多くなってきましたね。
ですが、思う事が多くなりすぎると
「さびしい」や「気が滅入る」
といった気分の落ち込みが激しくなり、
知らず知らずのうちに『冬季うつ』に
なってしまうことがあります。
寒さも応えてくるので、余計に気分が
滅入ってしまう季節ではありますが
冬季うつにはなりたくないものです。
という事で、冬季うつの原因や予防法についてご紹介します。
●冬季うつとは?
「冬季うつ」は秋~冬のころ起こる症状で
普段の生活にストレス要因がなくても、
季節の移り変わりと日照時間の減少に伴い
発症するので誰にでも起こり得えます。
原因としては、日照時間の不足によって
ホルモンバランスが狂うことで起こります。
具体的には2つのホルモンが大きく関係しています。
・メラトニン:夕方~夜にかけて増える睡眠を促すホルモン
・セロトニン:イライラを抑え、安らぎをもたらすホルモン
日光を浴びる時間が減ることでメラトニンが分泌される
タイミングが狂ったり、セロトニンの分泌量が減少して
うつの症状を引き起こす仕組みになっています。
また冬季うつは20~30代の女性に多く見られるそうです。
●冬季うつの症状
冬季うつになると以下のような症状が見られるようになります。
複数当てはまる人は冬季うつの疑いがあるので注意しましょう。
1:気分が落ち込む
2:甘いものや炭水化物が食べたくなる
3:集中力が途切れやすくなる
4:睡眠時間が増え、常に眠い
5:倦怠感を覚え、やる気がなくなる
6:性欲が低下している気がする
「食欲の秋だから」といって、甘い食べ物や
イモ類・カボチャなどをドカ食いしてしまう人は
実は冬季うつの可能性が高いかも知れません(;´・ω・)
●冬季うつの予防法
早くも冬季うつの症状を感じている方
または冬季うつを予防したいという方は
しっかり意識して対策しておくことが大切です。
1:なるべく日光を浴びる
日照時間が短い秋冬は意識して
外出する時間を確保しましょう。
例えば、ランチは外で食べる・
早朝に散歩をするなど少しの時間でも日光を
浴びるようにする事をおすすめします。
他には起床後に高照度のライトを浴びることでも
日光と同じ効果を得られるそうです。
日中なかなか外に出られない・
昼夜が逆転している生活をしている方は、
お家に一台備え付けて置くのも良いかと思います。
2:リズム運動を行う
同じ動作を繰り返すリズム運動を行うと、
セロトニンの分泌が促進されます。
ジョギング・ウォーキング・踏み台昇降運動などを
日課にすると効果的です。
またバランスボールに座って身体を
ゆらす運動だけでも良いそうです。
3:トリプトファン、ビタミンB6を含む食品を食べる
リズム運動と同様に、トリプトファンやビタミンB6が
含まれた食品を摂ることでもセロトニンの分泌を
増やすことができます。
冬はこれらの食品を意識して食べるようにしましょう。
◇トリプトファンを多く含む食品
鶏むね肉・カツオ・豚レバー・高野豆腐・納豆・卵・チーズなど
◇ビタミンB6を多く含む食品
マグロ・カツオ・赤ピーマン・鶏ささみ・にんにく・酒粕など
そろそろ日焼けの心配は減ってきたかと思うので
お日様の光をたくさん浴びつつ、運動に適した
気候になっているので、リズム運動で身体を温め
美味しい食べ物を食べて、冬季うつに負けない
心身をつくっていきましょう!!