皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。
日はちょっと(?)過ぎちゃいましたが、
今月の10月20日は「頭(トオ)髪(ハツ)の日」だったそうです。
そんな語呂合わせな日を軽い気持ちで受け流せる人もいれば
そうもいかない人もおられるはずです。
なぜなら秋は抜け毛が多い季節ですからね…
洗髪後や髪を乾かしたりした時に
「あれ?髪が抜ける量が多くない?」
と感じる人は多いのではないでしょうか。
忘れてしまいそうになりますが、人間も動物ですから
犬や猫などと同じように春と秋に抜け毛が増えます。
そして秋の抜け毛は、夏の間に蓄積した
『頭皮の疲れ』によるものがほとんどですので
過度な心配は無用とされています。ですが
「抜け毛が長く続いている」
「長い毛だけではなく、短い・細い毛も結構抜ける」
という場合は注意が必要です。
該当する方は、今日から抜け毛対策を実践してみましょう。
という事で、秋の抜け毛が気になる人の対策法をご紹介します。
●秋に抜け毛が多い理由
髪が抜けやすい季節は一般的に夏の終わりから秋と言われています。
その直接の原因とされるものは
「夏の間に多くの紫外線を頭皮に浴びてしまった影響」
「秋は気温変化が激しく頭皮に刺激を受けやすい」
「一日の気温差などによって体調を崩しやすい」
といったものです。
そしてこれらの直接原因に加え、
・体力低下
・体調不良
・秋特有の気分の低下
・ストレス
・自律神経の乱れ
などの複合的な要因によって
秋は髪が抜けやすい季節とされています。
また、他にも夏の過ごし方が秋の抜け毛の原因
になっていることも理解しておきましょう。
例えば
「今夏は屋外に出る機会が多く、例年より紫外線を多く浴びて頭皮の皮がむけてしまった」
という人や
「頭皮が日焼けしたせいか、ピリピリ・チクチクしたことがある」
という経験に心当たりがある人は今からしっかり頭皮ケアをしてください。
紫外線による頭皮硬化は長い目で見ると薄毛につながってしまいますので、
来年の夏は同じことを繰り返さないようぜひ注意してください。
●ケアの必要な抜け毛の見分け方
抜け毛の量が普段より多くても、むやみに心配することはありません。
一般的な1日の抜け毛の本数は、50本~100本程度と言われています。
100本というとかなりの量に感じる人も多いかもしれませんが
髪の全体量は約10万本なので
「1日に髪全体の0.1%が抜けている」と考えれば
そう不思議なことでもないのではないでしょうか。
さらに抜け落ちた毛をよく観察して
『長くて太い髪の毛が抜けている』場合は特に問題はありません。
ですが、以下のような抜け毛があった場合はケアが必要です。
・他の髪の長さに比べて短く、まだ成長段階にあるような細い毛が抜けている
・抜けた毛の毛根が細くなっている
・抜けた毛の毛根にフケが付いている
これらはすべて薄毛になる前の初期現象になります。
●抜け毛を予防するために実践したい3つのこと
人は誰でも加齢により髪が細くなってきますので
40歳以上の年齢層であれば秋の抜け毛は憂鬱ですし、心配は尽きません。
さらに近年は男性だけでなく、女性の抜け毛の悩みも多く聞かれます。
そこで、抜け毛に悩む人にぜひ実践してほしい3つの方法をご紹介します。
1:正しいシャンプー方法と育毛剤
仕事などの環境によって朝晩が逆転したり、
生活リズムが変わることがあったりすると
「シャンプーは朝と夜、どちらがいいか?」と
悩むことがありますが、人間の成長細胞は
夜の22時から深夜2時の間に活性化されている
と言われています。
(※髪や頭皮に限らず、皮膚なども活性化しています)
こうした自然の摂理から
「眠る前にシャンプーをする」
「乾かす際に育毛剤を頭皮に塗布する」
「ドライヤーで地肌から毛先の順で頭皮と髪を乾かす」
「頭皮環境を整えたうえで睡眠に入る」
この流れが理にかなったものとなります。
2:バランスのとれた食生活と睡眠
髪は主にタンパク質で構成されています。
そのタンパク質の中の20種類あるアミノ酸のうち
9種類の必須アミノ酸は体内で合成することができないため、
それらを食事で摂ることによって髪を作ることができます。
そして、ここで大事なのが「これを食べたら髪にいい」といった具合に
“ひとつの食材に偏る”のではなく、効果的にタンパク質を合成させるために
『バランスのよい食生活を心がけること』です。
ですので、過度なダイエットや極端な食事制限をしていると
薄毛・脱毛の原因になりますので注意が必要です。
食事の他に、睡眠も体のバランスを取るために大切な要素です。
バランスが崩れることで抜け毛が誘発させないよう
規則正しい生活を心がけましょう。
健康な髪は体と生活のバランスの「たまもの」なのです。
3:頭皮マッサージと適度な運動
毛根は毛細血管とつながっていて、そこから
栄養分をもらって髪を育てます。
ですが、血行・血流が悪ければ健康な頭皮や髪を
維持するために必要な栄養素が行き渡らなくなり、
結果、頭皮と毛根に悪影響となり抜け毛の原因となります。
そこで、おすすめなのが『頭皮マッサージ』と『運動』です。
頭皮を直接もむことで頭の血行をよくする効果があります。
そして、全身を動かす適度な運動も日常に取り入れることが大切です。
『体全身の血行をよくする+頭皮マッサージで頭皮の血行もよくする』
このダブルケアが抜け毛予防につながります。
日々の生活にぜひ取り入れましょう。
3つの抜け毛対策、これら全部を日常に取り入れることが
最善の方法となるはずですが、長い期間続ける自信がない人や
飽きっぽい人は、ひとつでも「これなら出来る」と思われた事をしてください。
ですが、普段から抜け毛予防になる対策を実践しているのに
『急にたくさんごそっと抜ける』
『フケが多い』
『抜け毛が気になっている期間が長い』
などを感じる人は医療機関を受診しましょう。
投薬、化学治療、内臓疾患などによっても抜け毛が生じる場合もあります。
病気による抜け毛を疑う場合は、自己判断で様子を見ることや
市販薬の使用を避け、まずは病気を治すことを優先しましょう。