皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町の 整体院 月の虹です。
皆さんは仕事や勉強、趣味に集中すると
お手洗やちょっとした休憩をする事も忘れて
同じ体勢で作業を続けてしまうことはありませんか?
集中する事は良いことですが、同じ体勢で居続けると
当然体の血流が悪くなってしまい、やがて
体型の崩れ・痛み・コリに繋がります。
「それは分かっているけど、でも運動する時間がない!」
という方のために、職場や部屋などで
簡単にできるストレッチをお伝えします。
●同じ体勢は30分までが原則
PCやスマホを使用しているときは
肩や首が前に出て胸郭(肋骨)が縮んでしまいます。
また、それが関節周りのリンパや血液循環にも
影響し流れが悪くなります。
血流が悪くなると水や老廃物がたまって
むくみやすくなりますし、活動量が少ないため
消費エネルギーも低くなるので
脂肪の蓄積につながります。
という事は、骨格のゆがみが生じてしまい
ヒップアップ・バストアップのために
必要な筋肉の活動も少なくなるので
結果、体型が崩れます。
それを予防するために、原則として
同じ体勢でいるのは30分までと心得ましょう。
可能な方は15分に1度は関節を動かす
ストレッチを行いましょう。
●背伸びでリセット
15分に1度のストレッチが難しい方は
30分に1度は背伸びをしてくだい。
肩甲骨・首・背骨・股関節・膝関節・足首などの
体の関節を大きく伸ばすことで
筋肉のこわばりがほぐれやすくなり
循環もよくなり、コリや冷え性などの解消につながります。
また、筋肉の柔軟性がアップすることで関節の
可動域もアップします。
その結果、普段の動作も行いやすくなり
消費エネルギーもアップします。
そして何より、精神的なリラックスも
得られるので、体と心の両面によい作用が生まれます。
●正しい背伸び方法
1:足は骨盤幅に広げ、つま先と膝は
真正面~外側45度ぐらいに向けておきます。
腹横筋(腹部)と多裂筋(背部)
膣(骨盤底筋群)と大臀筋(尻)に
力を入れて、おへそを縦に長ーーーく
伸ばすように背筋を伸ばします。
2:胸を大きく開き、鎖骨と頭の後ろのすじが
天井にひっぱられているようにイメージしながら伸ばします。
両手は体側におろし、手の甲は真横を向けておきます。
3:足の親指と小指に体重を分散させ
つま先立ちになります。
お尻に力を入れたまま
ゆっくりと両手を天井高く上げます。
4:口から息を吐きながら、背中の肩甲骨を
寄せるようにして両手を体の真横に戻します。
数回繰り返しましょう。
さらに、深呼吸を繰り返しながら行うことで
より血液巡りがよくなります。
『寒いと余計に動きたくなくなる=
よりからだが固まりやすくなる』
という悪循環になるので、今の時季は
意識してストレッチをやってみましょう。