足元を冷やさないよう

2025.02.06

皆さまこんばんは。

今回もご覧いただきありがとうございます。

月の虹 です。

今日のように一日中底冷えが続くと、体の芯が冷えているのをいつもより感じますね🥶

そんな冷えは女性の方が自覚しやすく、その特徴としては高齢な方になるほど多いといわれています。

そして、全身の冷えに大きな影響を及ぼしているのが『足元からくる冷え』です。

そんな『足の冷え』、皆さんはどのくらい意識されていますか?

寒さを感じる季節なら、暖かいコートを着て、マフラーを巻いて、手袋をして、カイロを貼る…と完全防備のつもりでも、足元だけ対策が不十分になっていないことがあります。

また冬はブーツをよく履くという方に多いのが「ブーツだから冷え対策は万全のはず」という思い込み。

確かに外気の影響は少ないかもしれませんが、タイツやブーツによる締め付けや履き心地が窮屈なものでは、血液の流れが悪くなりますし、足の裏は冬でも汗をたくさんかくため蒸れによる冷えも懸念されます。

さらに冬の時期でなくても、夏場はエアコンや冷たい飲食物による冷えがあるので冷えやすい環境となります。

という事で、今回は足の冷えが招くトラブルをご紹介します。

●足が冷えるわけ
足はなぜ冷えてしまうのか?は、手や足といった末端は心臓から一番遠く、血液を心臓へ戻すためには強いポンプ力が必要となるのですが、それが上手く出来ないために血行不良が起こるのが一つの理由です。

特に足は太ももの筋肉(大腿筋:だいたいきん)が熱を生み出し血液の温度が保たれているのですが、膝から足先までは大きな筋肉がないのでふくらはぎに入ったあたりから血液の温度が下がってきます。

そして体が冷える状況になると血管が収縮します。

すると、体は大切な臓器が収まっている体幹(手足を除く胴体部分)と頭部や胸腹部などを冷やさないように働きます。

これらの重要臓器の温度を保持するために血液が集中するので、手足は真っ先に冷えやすくなります。

さらに冷えた手足を温めても肝心の体幹部分に十分な熱がいきわたっていなければ、手足の冷えが解消することは出来ません。

つまり、足が冷えると血流が少なくなって冷えが進み、血流が少ないとますます足の冷えが進む…という負のスパイラルにはまります。

また人は熱さに比べると寒さに適応しにくく、寒いところから温かい部屋に入っても手足が温まるのには時間がかかります。

●足の冷えが招くトラブル
足の冷えを自覚していても、我慢していたり特に何もしていないという方は、その先にどのようなトラブルがあるかご存知ですか?

足の冷えをそのままにしておくと、睡眠に影響したり、むくみあざの治癒が遅れる、血行不良による顔面の蒼白しびれなどの知覚障害、肌のターンオーバーの乱れ老廃物がたまることによる肌荒れニキビくすみクマなどがあげられます。

また下半身には全身の7割の血液が集中していているので、血流の循環が悪いと全身へも影響し、肩こり腰痛などさまざまなトラブルの元となります。

●足の冷えを改善する方法
足の冷えを改善するには、足指や足を刺激する下半身の筋肉を鍛える夏場でも靴下を履く入浴の時シャワーで済ませず湯船に浸かるアイスや冷たい飲食物を摂り過ぎないのどを潤す飲み物の温度は、常温か少しだけ冷えている状態にするなどです。

まだまだ今の時期は体温調整を「ちょうど良い」状態にするのが難しい環境です。

そうなると自律神経が乱れ、冷えなどのさまざまなトラブルが身体に起こりやすくなります。

今からでも遅くはありません。

足元を冷やさないようにしていきましょう。

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