皆さまこんばんは。ご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町にある 整体院 月の虹 です。

最近、私の周りで「生理痛てなんで起きるんだろう？」という言葉を耳にする事がありました。

生理痛…それは私も含め、生理がある女性にとっては切り離せない痛みです。
が、それには個人差が大きくあり、生理が始まると「もう何もできなくなるほどつらい…」という方から「ほとんど生理痛がない」という方までさまざまです。

という事で、本日は生理痛にいてお話していきます。

■生理痛の原因
生理痛が起こる原因は、生理の際に『子宮を収縮させて、経血(子宮内膜)を体外に出す』の働きを助ける、「プロスタグランジン」という物質により引き起こされます。
また、このプロスタグランジンは“痛み物質”ともいわれていて、下腹部痛だけでなく、生理前や際に起こりやすい胃の痛み・肩こり・腰痛・むくみなどの原因にもなる物質です。

■生理痛の痛みのサイクル
生理が起こると、初日から３～４日目頃まではプロスタグランジンの分泌が盛んになっているので、「キリキリ」や「シクシク」とした、あの『独特の痛みの生理痛』が起こりやすくなります。
そして、このプロスタグランジンの分泌が多い女性ほど、生理痛・肩こり・胸のムカムカ・下痢・便秘といった不快な症状が起こりやすくなります。

次に生理後半５～７日目になると、今度は骨盤周りの血流低下による重苦しさなどが現れます。
これは、冷えや生理によるホルモンバランスの変化などによって、下腹部や腰回りの重苦しさで「腰に力が入りにくい」といった自覚症状があらわれたものです。

この腰回りの重苦しさは、生理前半のような締め付けられるような痛みではないので、軽いストレッチや入浴などで下半身を温めることによって改善されることが多いです。

生理痛は、その人の体質や普段の食生活、体の使い方などで痛みの感じ方に個人差が非常に大きく出る部分ですから、「何日の間、生理痛があるのが正常・異常」という明確な分け方はできません。

ただし、一つの目安として生理４日目以降も下腹部のキリキリした痛みが続く場合は、子宮内膜症や子宮筋腫といった病気や子宮や卵巣に原因がないか、医師の診察を受けた方が良いので医療機関へ足を運びましょう。
また以前はそれほど気にならなかったのに、生理の時の痛みが増してきた・変わってきた、あるいは経血の量や生理期間、現れる症状が変わってきたという方も婦人科へ行くようにしましょう。

他にも、骨盤のゆがみや腰回りの筋肉のコリや張りが原因で、生理痛や生理の前後に出てくる症状がひどくなる事もあります。

そんな時は、当店の 『施術＋骨盤ケア』 で、お身体を整えてみるのも良いですよ(*‘∀‘)
全身の筋肉をほぐして、骨盤のゆがみを少なくして、生理痛の辛さの改善のお手伝いをさせて頂きます。