生活の質

2022.03.16

皆さまこんにちは。
今回もご覧いただきありがとうございます(*´∀人)
東近江市佐野町にある、整体院 月の虹です。

いきなりですが、皆さんの毎日はお忙しいですか?

忙しい。と思うのは人それぞれなので、周りと自分とのギャップが意外とあったりするんですが、現代人は慢性的な疲れを感じやすい環境にあります。

眠っているはずなのに疲れが取れない。
朝起きた瞬間から疲れている。
休み明けの仕事なのに、後半から感じる疲労感がすでにある。

そんな方は少なくないはずです。
そして、こういった疲れの原因として挙げられるのは、下記のような内容と言われています。

・過労や睡眠不足
・不規則な生活
・精神的なストレス
・栄養のバランスが悪い
・風邪やインフルエンザ等の疾患で体調が悪い

風邪やインフルエンザなどの疾患による体調不良は、その病気が治れば疲労感も回復しますが、それ以外は生活習慣自体を改善する必要があるのでなかなか一筋縄ではいきません。

きちんと改善に向けて努力するためには、生活リズムや食事を意識しなければなりません。

という事で、疲れが生じるメカニズム、疲労回復に必要な栄養素、疲労解消法についてご紹介します。

■脂肪の蓄積は疲労が取れない原因に
我々、人は食べたものを燃焼させることで、生きるためのエネルギーを作り出しています。
食事をすると、身体の中ではさまざまな生理的反応が起こりますが、その際の触媒になるのが「ビタミンやミネラル」です。
これらが不足すると、生理反応が進めないため、エネルギー源は蓄積しやすい脂肪の形に変換されてストックされます。

身体は脂肪を「生命維持に必要なもの」としてストックしているのですが、溜め込みすぎると「腫れている」と勘違いするせいで、通常より多くの「炎症物質」を出してしまうのです。
この炎症物質が蓄積すると、全身倦怠感・微熱・筋肉痛などの身体症状の他、抑うつ・思考力低下などの精神症状にも影響か出るとされています。

そのため、疲労を蓄積しないためには休息と併せて、食事管理に留意しなければなりません。
必要以上の脂肪細胞を体内に溜め込み過ぎないようにすることが重要です。

■疲労回復にはビタミンCやアミノ酸が効果的
耳にタコかもしれませんが、まずはなんといっても規則正しい食事が基本となります。
たまに、1日1食だけの人が居て、その方は「食べすぎが防げる」という考えをされているようなですが、1食ではビタミンやミネラルなどの必要成分が不足しやすくなります。
このような場合は、1回ごとの食事量を減らして1日3食〜2食、時間を決めて食べることが何よりも大切です。

では、その食事内容はどうすればよいか迷う方もいるかもしれませんが、食事内容は栄養のバランスを考えると「定食」の形が最も適しているそうです。
「定食」とは、ご飯やパン・麺などの主食、肉、魚、卵、豆腐などの主菜、副菜の3種類が揃っていることで、どれか1つでも欠けてはいけません。

よく「野菜中心に食べています」と言う方もいらっしゃいますが、野菜ばかりでも栄養のバランスは崩れます。
野菜を意識して多めに食べることはよいことですが、ご飯や魚をおろそかにしてはいけません。

栄養成分としては「ビタミンC」や「アミノ酸」などが疲労回復に役立つといわれています。
ビタミンCを多く含む果物や野菜を多めに食べることや、適量の良質のアミノ酸を含む肉・魚・卵などを毎日食べることが大切です。
ビタミンCを特に多く含む果物は柑橘類で、野菜であればピーマン・キャベツ・ブロッコリー・カリフラワーなどです。

それと、これはあまりオススメではないのですが、一時的にでも疲労を解消したい場合には「糖分補給」も有効です。
甘味の強い糖類に即効性があり、チョコレートやクッキー、おまんじゅうなどです。
しかし、こうした甘いものはあくまで「カンフル剤」として口にするようにしてください。
多用してしまうと、クセになってしまい肥満を助長してしまいます。

■肉体疲労?精神疲労?それぞれに見合った疲労解消法
疲労には大きく分けて2種類あります。
激しい運動を行った後の肉体疲労と精神的な疲れによる疲労です。食事でこのどちらの疲労もある程度カバーできるのですが、それだけでは限界もあります。
疲労の種類に見合った解消方法を行うことが大切です。

肉体疲労の場合は、何よりも身体を休めることが大切です。この場合、横になってTVを観る、読書をするなどです。

精神疲労の場合はスポーツをする、散歩に行くなどして身体を動かすことが疲労回復につながります。
精神疲労の場合は身体がそこまで疲れているわけではないので、TVを観るなどしてゆっくりしているようでも、心が急いてしまい疲労回復につながらないのです。

他に、疲労回復のためには睡眠も重要な役割をしています。
ついやってしまいがちな、就寝の2~3時間前までにスマートフォンやパソコン、テレビなどの明るい光を見てしまう行為…それらを無くし、食事や入浴も済ませておくと入眠しやすくなります。

また、夕食を食べすぎてしまうと寝ている間に消化吸収を行うことになるため、体がしっかり休むことができず翌日に疲労感が残ってしまうことがあります。
良質な睡眠のためには、食事の時間にもできる限り気を配れるようにしましょう。

疲労を溜めない工夫は、やがて「生活の質」を高めます。

心も身体も生き生きとした生活を送ることができるよう、食生活以外の生活習慣も見直していきましょう。

PAGE
TOP