皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野丁にある 整体院 月の虹 です。
日々、たくさんのお身体をほぐして、整えて、スッキリして頂けるのは有り難いのですが、たくさんの人様の身体を触ると、生活習慣や本来もっている体の“クセ”によって、本人の自覚があろうとなかろうと知らず知らずのうちに歪みが生じてしまっているなぁ…と思っている毎日です。
残念ながら、歪むのはどうしても避けられないのが我々人間なのです。
ですが「ちょっとした意識」で歪みにくい体になれたら嬉しいですよね。
という事で、体の土台である足裏からわかる歪みとそのケアについてご紹介します。
そんな足裏、まずチェックしてほしいのが靴底です。
ほぼ毎日履いている靴の底をよ~く観察してみてください。左右どちらかのカカトやつま先の底が偏って擦り減っていませんか?
実は擦り減っている場所によって、足使い方のクセやからだの重心がわかるのです。
■靴底の擦り減りでわかる足のクセと体の重心
かかとの外側がすり減っている→O脚・外側重心
かかとの内側が減っている→X脚・内股・内側重心
つま先が減っている→つま先重心・外反母趾になりやすい
かかとが減っている→ガニ股
観察した結果はどうでしたか?
自分の足のクセはわかったけれど、どうしたらいいのか?と言いますと、日頃から立ち方や歩き方を意識して改善し頂きたいのです。
意識するコツはココです。
■「土台を意識」するだけ
ヨガを例にすると、立位(立っている状態)のポーズをとる際、まずは土台となる足元から作っていきます。
土台が安定していないと、バランスをとるために変なところに負荷がかかってしまいます。
その際に意識するポイントは、『親指の付け根(母指球)と小指の付け根(小指球)とかかとの3点でしっかりと床を押し、「土踏まず」を持ち上げること』です。
この「土踏まず」が崩れると、扁平足や外反母趾の原因にもつながります。
簡単なのですが、いざ実践してみると案外難しいと感じられるかも知れません。
だからこそ日々しっかりと意識して立つ事が大事です。実際に3つのポイントを押さえて立ってみると重心が安定し、歩くだけでも脚の内側と外側の筋肉がしっかり働いているのを感じられるはずです。
脚痩せ・外反母趾・むくみ・偏平足…脚に関する悩みは尽きませんが、少しの意識で身体はどんどん変化していきます。
まずはできることからはじめてみましょう。