ただ乗ればいい。というわけではない

2022.07.03

皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。

東近江市佐野町にある  整体院 月の虹  です。

先日投稿したダイエットのブログと関連しますが、体の健康維持やダイエットを始める時はもちろん、最中に変動があった時にとても大きな意味を持つのが『体重』です。

そしてその時に必ず必要となるのが体重計ですよね。

今まさにダイエット中の方や、健康維持のために体重を一定にしている皆さんへ質問です。

「正しい体重の測り方」をご存知ですか?

体重は同じ一日の中でも変化するものなので、そのたびに喜んだり落ち込んだりしていては意味がありません。

薄着になり体のラインがますます気になってくる季節になった事もあるので、本当に「正しい体重の測り方」をご紹介します。

●よくある体重に関するカン違い
まず最初にハッキリお伝えしておきます。
たとえば“いつもの体重より0.5kg減った”からといって、それが「痩せた」とは言い切れません。

その0.5kgは単純に、体にたまっていた余計な水分が排出されたにすぎないかも知れませんし、脂肪よりも筋肉量が増えているかも知れないからです。

また人は食べ物を食べたり水分を摂れば、その分だけその時に体重は増加します。
ですので、一日のうちに何度も体重計に乗りわずかな体重の変化で一喜一憂していては意味がないのです。

●体重測定に適した時間帯
では、どのタイミングで体重を測るのが良いのかといわれますと…

それは『必ず毎日、同じ条件で同じタイミングで測る』ということ。

先ほど述べたように、体重は同じ一日の中でも例えば朝起きた時と夜ごはんを食べた後で変化するものので、体重の数値は違います。

そこで例えば「毎朝起床後に体重を測る」という習慣を決めたら、毎日同じそのタイミングで測ることが大切なのです。
おすすめなのは

①朝起きてから朝食を食べる前
②夕食を摂る前に入浴をし、その入浴の前
③夕食を摂ってから2時間以上間をおいた就寝前です。

これらは食事や入浴によって体重変化に影響を受けにくいタイミングのため、日々の体重の推移を正しくチェックすることができます

●体重測定をしない方が良いタイミング
反対に体重を図っても正確にその変化を判断できないのは、食事を摂った直後からその後2時間くらいまでの間です。
さらに入浴後や激しい運動をした時、大量に汗をかいた後なども体内の水分が極度に減っている可能性が高いので、体重計の数値が減っていたとしても喜ぶべきことではありません。

また体脂肪も測定できる体重計を使う場合は、体内の水分量や体温によっても微妙な影響を受けやすいため、必ず決まったタイミングで測定しないと体重変化を比較することはできません。

ただ乗ればいい。というわけではないのが体重計。
体の変化をきちんと把握するためにも、毎日同じタイミングで測るよう意識して、健康維持やダイエットに役立ててください。

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