からだの声に耳を傾けて

2022.07.09

皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。

東近江市佐野町にある 整体院 月の虹 です。

たぶんこの業種に居て、そこそこ施術年数を重ねてくると、人によってある職業病が出てきます。

それは「人体観察」というものなんですが、つまり

「周りの人の、立つ・歩く・座る・動く…などの何気ない動作やクセを観て、その人の身体のどこが辛いのかを予測する」

というものです。

頬づえをつく・足を組む・横座りをする…などの同じ状態の動作はやがて、顔や体の歪みを作る原因となるのはみなさんもご存知と思われます。

歪みは、冷え・肥満・コリ・肌荒れから疲労・ケガ…など様々な不調の原因となるのでできることならば避けたいものです。

しかし、そうは思っていても無意識のうちにやりがちなのが次の悪癖です。
当てはまるものがある方は、すぐに改めないと歪みがますます進んでしまうので、できるだけ早く改善しましょう!!

●モデル立ち
片足を前に出して立つ、片足に体重をかけて立つ、足をクロスして立つ…などの姿勢をモデル立ちといいます。
この姿勢は、左右どちらかの筋肉に極端に負担がかかることから骨盤の歪みの原因になります。
また、それだけではなく骨盤上にある脊椎(背骨)まで歪みが生じるので、腰痛や肩こりを引き起こします。

電車を待っている時や待ち合わせをしている時など、ついモデル立ちになってしまうという方は両足に同じように重心をかけ、内腿に力を入れるようにして、お尻の穴をキュッと締めるようにして立ってみてください。

●バッグ片側持ち
バッグを持つ時、決まって同じ方の腕や肩にかける方は多いです。
実はバッグをかけた側の肩は、バッグが落ちないように…と無意識に上がってしまうので、肩こりの原因になります。

またバッグを持っている側に骨盤が傾く傾向があるので、バッグは左右交互に持ち変えるようにしましょう。

●寝ている時の足クロス
寝ている時に足を組むという方は、この時点ですでにねじれてアンバランスになっている体を無意識に安定させようとしている証拠です。
足を組むことで楽な姿勢を取れるのですが、これではねじれや歪みを増長させてしまいます。

右足首を左足首に乗せている方→右、左足首を右足首に乗せている方→左にねじれているので要注意です。

寝る時は仰向けになり、足の間に毛布やクッションを挟んで足を組めないようにしてみましょう。

体の歪みは身体の不調のもとです。

普段から、ご自分の『からだの声に耳を傾けて』歪みを作らないように過ごしていきましょう。

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