夏とお腹のトラブル

2022.07.25

皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。

東近江市佐野町にある 整体院 月の虹 です。

連日の猛暑で『熱中症の対策』に注目されていますが、こっちの対策も忘れてはいけません。

毎日暑いので冷房や扇風機、冷たい飲食物が欠かせませんが、気がつくと体を冷やしていませんか?

突然ですが、下痢やお腹がゆるくなりやすい季節っていつだと思いますか?

そう、実は夏なのです。

氷がたくさん入ったお茶やジュースをガブガブ飲んでいたら下痢してしまった、アイスやかき氷を一日の内いくつか食べていたら胃腸の調子がおかしくなった…などの経験はありませんか?

という事で、そんな夏ならではのお腹のトラブルの原因と対策をご紹介します。

 ●夏ならではの生活習慣でお腹のトラブルに 
数年前、とある製薬会社が10代後半~70代の男女数千人を対象とした『日本人のおなかのトラブル』についての調査を実施し、「下痢になることが多い季節」を春・夏・秋・冬の中から選んでもらう事があったのですが、一番多く選ばれたのが「夏」だったそうです。

また、約半数の人が『夏に最も下痢をしやすい』と回答しているそうです。

では、夏にお腹のトラブルが起きやすい原因は何なのでしょうか?

それには夏ならではの生活習慣が関係しています。

夏のお腹のトラブルの原因の1位は「冷房による冷え」、2位は「水・ジュース等の飲み過ぎ」、3位は「アイスクリーム等の冷たいものの食べ過ぎ」が続きました。

暑い季節といっても、外・内の両方から身体を冷やすとお腹のトラブルの原因になっていることが分かります。 

●女性は「冷房冷え」が1位
調査を男性と女性で比較してみたところ、男性の夏のお腹のトラブルの原因1位は「水・ジュース等の飲み過ぎ」ですが、女性は半数以上が「冷房による冷え」を1位に挙げています。

特に20~30代の女性の間では「冷房による冷え」が夏のお腹のトラブルの原因になっています。
外は暑くても、室内や交通機関など冷房が効き過ぎている場所で冷えてしまうのです。

またこれら以外に、寝冷え・薄着による冷え・風邪・プールや海での冷えなども挙がっています。

●夏冷えを防ぐポイント3つ
1:強い冷気にさらされないことが大切
長い移動の場合は素肌を出来るだけ出さない服装にしたり、短い移動でも羽織りものに加えて、靴下やストールなどを用意しておきましょう。
他にも、インナーを1枚多く着るなどもおすすめです。

2:冷×温の食事でバランスを取る
冷たい食べ物を食べる時はその前後に温かい飲み物を飲む、梅干しや酢の物などクエン酸が豊富な食べ物を摂る、適度な塩分を摂る、ご飯を食べる、などで胃を温めて体の負担を軽くしてあげましょう。

冷たい食べ物と冷たい飲み物の組み合わせは、身体をさらに冷やすので要注意です。
意識的に熱いものを食べたり飲んだりして、代謝を促してあげましょう。

3:ストレッチなどで血行を促進する
血のめぐりが停滞すると冷えの原因になります。
特に下半身の筋肉をよく動かして、熱を生み出しましょう。

少しでも「寒いな」と感じたら、室内でも足首を上下に動かしたり足を上げたりすなどして、筋肉を伸ばすストレッチをしましょう。

夏の冷えは、夏バテや秋口の夏老けにも直結してしまいます。

また冷房の普及と機能の向上により、気をつけていないと体は必要以上に冷えてしまいます。

まだまだ暑い日が続きますが、身体を冷やさないようにしっかり対策して、お腹と胃腸のトラブルを防ぎましょう。

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