皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。
最近、車の乗り降りの際にドアなどの金属部分に体の一部が触れると「ビリッ」となる回数が増えてきて、「あー…いろいろ乾燥してきたなぁ」と、時に痛みを感じつつ思うようになりました。
空気が乾燥してくると、肌や体内の水分も乾燥してくるのでさまざまな不調となって表れてきます。
そのうちの一つに、便秘や下痢が挙げられます。
ご存知のように、便秘や下痢が起こるのは「腸内環境が整っていないこと」が大きな原因です。
また、ダイエットしている方の中に「なかなか痩せない」というのも、便秘で老廃物が排出できないことが原因ということも考えられます。
ですが、この腸内環境を整えれば食べ物の吸収率が変わり、必要な栄養を体がしっかり取り込んでくれるようになります。
つまり『腸がイキイキと動けるように腸内環境を整えれば、健康や美容の効果が実感しやすくなる』ということになります。
さらに、腸が上手く働くことで免疫力がアップするので風邪の予防などにも役立ちます。
という事で、腸内環境を整える食べ物をご紹介します。
●ヨーグルトはやっぱり腸内の善玉菌を増やす
ご存知のように、私たちの腸内には「善玉菌」と「悪玉菌」の両方が常に存在しています。
善玉菌が増えると腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にしたり、病原菌の感染を防いで体を健康に保つことができます。
そして、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は善玉菌の一種なので、食べることで腸内環境を整えることができます。
ただし乳酸菌は胃酸によってほとんどが死滅してしまいます。
死滅したものでも善玉菌のエサになる可能性はありますが、できれば「生きて腸まで届く」乳酸菌のヨーグルトを食べましょう。
●食物繊維は水溶性と不溶性をバランスよく摂る
食物繊維も腸内環境を整える栄養素です。
ただし、食物繊維には「水溶性」のものと「不溶性」のものがあり、どちらか片方だけを食べるのは良くありません。
水に溶けない性質がある『不溶性食物繊維』には便のカサを増したり、腸の蠕動運動を促進する効果があります。が、食べ過ぎると反対に便が硬くなってしまうので便秘の原因となってしまいます。
もう一つの『水溶性食物繊維』には、便を柔らかくして出しやすくする効果があります。
ですので、両方が含まれている物をバランスよく食べることが重要です。
不溶性食物繊維はイモ類・豆類・キノコに多く、水溶性食物繊維は海藻類・納豆・コンニャクなどに多く含まれています。
●やっぱり必要、十分な水分の摂取
水分の摂取量が少ないと、腸はイキイキと動くことはできません。
また、便もその約80%は水分なので、水分不足は便秘の原因の一つになってしまいます。
成人が1日に必要な水分量は、2,000~2,500mlと言われていますが、1,000mlぐらいは普段の食事から摂れますので、1日1,000mlを目安に食事以外からの水分を摂取しましょう。
ただし、同じ水分補給でもコーヒーや紅茶などカフェインを含んでいるものは強力な利尿作用があるので、逆に腸を水分不足にしてしまいます。
ミネラルウォーターなどで水分補給して、身体を潤しましょう。