皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。
朝晩と日中の気温差や空気の乾燥などが影響しているのでしょうか、お越しいただく皆さまの身体がガチガチになられていたり、のどや鼻風邪の症状が出てる方が多くなってきています。
そんな空気が乾燥すると、一感じられやすいのが“肌のカサカサ”ではないでしょうか。
カサカサするとかゆみを引き起こしてしまうので、それを予防するための保湿用のクリームや化粧水などが手放せません。
ですが、この乾燥は肌だけにはとどまりません。のどや目や口などにも不快な症状が出てくるはずです。
という事で、そんな秋・冬の大敵である乾燥とその対処法についてご紹介します。
1年の中でも過ごしやすいといわれるのが秋です。
夏の暑さを乗り越えてやってくるすばらしい時期です。が、秋から冬にかけて始まるのが「空気の乾燥」。
それを予防するために、念入りな対策が求められる時期でもあります。
そして、この空気の乾燥は体にさまざまな影響を与えてしまい、特にのど・目・口などの『粘膜が潤っている部分』に乾燥は大敵です。
●乾燥が及ぼすさまざまな症状
乾燥によって以下のような症状が現れやすくなります。
目:ドライアイ、目ヤニが多くなるなど
口:ドライマウス(口渇感)、口臭など
のど:喉のイガイガ、咳、痰など
肌:カサつき、ひび割れ、あかぎれ、かゆみなど
ドライアイやドライマウスは女性に多いそうで、この2つは連動してます。
また目や口以外にも、鼻・皮膚・膣・関節など全身のさまざまな箇所が乾く「シェーングレン症候群」という病気の可能性も出てくるそうです。
●皮膚の乾燥の原因
「乾燥=秋・冬だから」と思いがちですが、実は原因となるのは季節的なものだけではありません。
皮膚の乾燥原因は大きく5つあるそうです。
その5つの原因は、湿度・日焼け・お風呂・加齢・病気だといわれます。
お風呂が乾燥の原因になっているとはちょっと意外ですが、これは「洗いすぎ」が乾燥の原因になっている場合があるそうです。
清潔にする事は良いと思いますが、やはりやり過ぎは反対に肌を傷つけてしまいます。
身体を洗った後は体用の保湿クリームや乳液などでしっかりケアしましょう。
病気が原因になるものは、アトピー性皮膚炎や甲状腺機能低下症などです。
加齢とも関連しますが、皮脂が出なくなったり少なくなったりする事でなる「老人性の湿疹」などがあります。
そして何より、皮膚の乾燥で気をつけなければいけないのは『乾燥によって感染を起こすこと』。
皮膚は表面の潤いによってバリア機能を保っているため、乾燥すると感染を起こしやすくなります。
乾燥すると、指の関節のシワがぱっくり割れてしまうことがありますよね。
その割れたところからウイルスに感染するというケースが高齢者には多いそうです。
●のどの乾燥原因
のどの乾燥原因も皮膚とほぼ同じで、湿度・加齢・病気によるものが多いそうです。
乾燥において湿度は重要な要素ですが、これからの季節は“空気の通り道が多ければ多いほど乾燥”します。
そのため、口呼吸する人、イビキをかく人、発声練習をする人などはのどのをよく使うため、乾燥が激しくなります。
また、若い人よりも老人のほうが乾燥しやすくなります。
これは唾液腺が弱って口内の潤いが不足し、のどの保護できなくなるためです。
「年をとったら口の中がネバネバするようになった」という人もいるかもしれませんが、それはのどが乾燥しているサインです。
喉の乾燥も肌の乾燥と同じく、ウイルスに感染しやすくなります。
イガイガしたり痰がからまるだけではなく、本当に風邪をひく場合もあるので対策はしておきたいですね。
そんなのどの乾燥を予防するには次のような対策が効果的です。
・のど飴をなめる
のど飴をなめることで唾液腺が刺激され、唾液がたくさん出てのどを保護してくれます。
またのど飴にはハッカがよく使われていますが、ハッカ自体にもうるおい効果があります。
・重曹水でうがい
掃除でもよく使われる重曹。
水の中に入れてうがいをすると、口の中のネバネバがとれます。
・酸っぱい食べ物で唾液腺を刺激
「梅干しやレモンを想像してみてください」と言うと、唾液が出てくるという研究結果があるように酸っぱいものは唾液腺が刺激されるので効果があります。
水にお酢やレモンを数滴加えたものなどでうがいをするといいそうです。
また酸っぱい味覚の柑橘類や梅干しを食べても良いです。
・白ごま油を滴下したものでうがい
白ごま油とは、ごまを生のまま絞って出した油のこと。
これを水に数滴滴下してうがいをすると、のどの痛みが楽になるそうです。
自宅や出先での効果的な乾燥対策としては特に難しいことはせずとも、マスクをしたり濡れタオルを部屋に干すことなどで十分だそうです。
マスクは日中でも寝ている間でも、自宅でも職場でつけていても気になりませんよね。
濡れタオルは寝る前や、部屋にいる時に干しておくと乾燥を防いでくれます。
そんな乾燥対策ですが、いつから始めればいいのかというと
秋は乾燥対策の準備段階になるそうで、これからインフルエンザやコロナなどのウイルスが活性化する時期でもあります。
そういったウイルス対策も含めて、うがいや手洗いをすると保湿効果もあるのでいいそうです。
また、温湿計を見て乾燥具合を見ておくといいかもしれません。
基本的には湿度は40~70%が目安なのですが、70%はけっこう蒸し暑く、40%を下回ると肌がパッツンパッツンになり、明らかに乾燥していることが分かるそうです。
ですので、45~55%くらいが快適に暮らせるそうです。
乾燥すると肌や粘膜を保護する分泌物が出なくなったり少なくなってしまい、肌・のど・目・口などへ影響するトラブルが発生します。
今からしっかりと乾燥対策をして、快適な生活を送りましょう。