皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。
先日、知人が
「夜遅く疲れて帰宅すると、お風呂に浸かって疲れを取るべきか、睡眠時間を確保すべきか…で迷う。」
と言っていたのですが、確かにいつも眠る時間帯より遅い帰宅になったるすると「どうしようか」と迷う時があります。
そんな迷った時は、『お風呂に入ってから寝る』のが正解です。
お風呂の効果は大きく分けて2つありまして、1つは浮力によるリラクゼーション効果で、副交感神経が優位になるという精神的な作用。
もうひとつは、血行がよくなって体温がアップするという肉体的な作用です。
そしてこれは 【良質な睡眠】 を得やすい状態といえます。
私たちは体温を下げて深い眠りに入っていくのですが、入浴で体が温まっていると自然と「放熱モード」になり、体温がスムーズに下がっていきます。
さらに副交感神経が優位になっているので寝つきもよくなります。
でも、お風呂に入ると睡眠時間が短くなる…とおっしゃる方は、せめて“質”を上げることをしてみてください。
10~15分ほどお湯に浸かると、入眠モードに切り替わります。
入眠モードに最適なお湯の温度は、夏なら39℃冬なら40℃です。
そして、少なくとも額にうっすら汗をかく程度の温度が良く、最低5分できれば10分程度入ると血行が良くなります。
また炭酸ガスで血行促進する入浴剤や乳液効果のあるうるおい系のもの、またはお好きなアロマオイルやリラックス効果がある香り系のものなどを使い、その日の気分に合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか?
さらに、入浴中は体に水圧がかかっているため、少しの動きでも筋肉には適度な負荷がかかるので、ハムストリング(太もも裏側の筋肉)を伸ばしたり、ウエストを左右にひねったりする軽めのストレッチをするのもオススメです。
さらにさらに、呼吸を意識して酸素を多くとりこめば、より高いエネルギー消費になるので入浴がダイエットになります!
また「長風呂は体にいい」といわれますが、長風呂をすると指先がシワシワになります。
これは、爪でピンと固定されている指の皮膚が膨張し行き場をなくしてシワになるから。
つまり、30分以上入浴していると角質層がふやけて必要な皮脂までなくなり、うるおい成分が流出する恐れがあります。
この事から、入浴はやはり10~15分がベストです。
そして、お風呂あがりは水分量が急低下する5分以内にボディクリームなどで保湿をしてあげることが大切です。
そうすれば、その後の水分低下を穏やかにすることができます。
乾燥が気になり始めるこれからは、顔以外のお肌もしっかりケアしましょう。
遅くても寝る前にお風呂に入って、その日の疲れはその日のうちに取るようにしましょう。