静電気を起こさない環境作りを

2022.11.15

皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。

東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。

今の時期、鍵やドアノブ、車などの金属製品に触れるかどうか…の時、『バチッ!!』とくるアレ嫌ですね。

そうアレとは『静電気』です。

実はこの静電気、一瞬の痛みだけでなく体の不調を訴えるサインだということをご存知ですか?

「そういえば、普段から静電気がけっこう起こりやすい」「ここ数年、静電気が起こりやすくなっている」という人は要注意です。

食生活が乱れている、睡眠不足気味、ストレスを感じている…などの心当たりはありませんか?

という事で、静電気が起こるメカニズムと身体の関係性についてご紹介します。

静電気が起こるメカニズムを理解すると、ご自分の体の状態を知る手がかりになると思います。

●自然に放電できる人とできない人がいる?

秋から冬の時期になると悩まされる静電気、発生した電気は湿度が高いと空気中に含まれる水分を伝って放出(自然放電)されます。

これに対して空気が乾燥すると、放出できない電気がたまってしまい(帯電)、静電気となります。

それではなぜ同じ環境でも『静電気が起きやすい人』と『起きにくい人』がいるのでしょう?

それは、うまく自然放電できる人と帯電させてしまう人がいるからです。

そして後者のタイプを“帯電体質”と言います。

●帯電体質の原因を考える
帯電体質の原因としてあげられるのが『体内酸化』と『乾燥肌』です。

これは、食生活の乱れ・ストレス・睡眠不足などから引き起こされます。

【体内酸化=ドロドロ血液】
血液が流れにくい状態になると、からだが酸性化し体内のイオンバランスが崩れます。

イオンバランスが崩れると、体内の血液がプラスの電気に偏った状態になります。

そのプラスに偏った状態のバランスをとるために、外部からマイナスの電気を呼び寄せます。

体内酸化を招くものとして、肉類・ジャンクフードの摂り過ぎ、お菓子やジュースなどの糖分の摂り過ぎ、タバコなどがあげられます。

【乾燥肌】
空気が乾燥しているのと同様に、肌表面の水分が不足していても静電気が起こりやすくなります。

●静電気が起きにくいカラダを作る
帯電体質の人は静電気以外に、肩こり・冷え性・腰痛などに悩まされる人が多いそうです。

それらを改善するためには食生活がカギとなります。

そしてできるだけ規則正しい生活を送り、体内のイオンバランスを整えることが大切です。

そのために、まずは帯電体質を改善する(=弱アルカリ性を保つ)食材を積極的に摂り入れましょう。

アーモンド・ゴマ・大豆・大根・マグロ・アジ・イワシ・ハマグリ・昆布・ヒジキなどがおすすめです。

また、ミネラルを多く含んだ飲み物(ミネラルウォーター・麦茶など)もおすすめです。

静電気が起きやすくなると言われている環境は、一般的に湿度が20%以下になってしまう時です。

ですので、この時期の加湿はしっかりしましょう。

また加湿は静電気を予防する他に、乾燥予防やインフルエンザや風邪対策にも有効です。

身体の内と外から静電気を起こさない環境作りを心がけましょう。

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