皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。
突然ですが、皆さんは食事の時、どんな食べ方をされていますか?
まずは汁物から、おかずから、ご飯から、またはその日の気分で…と食べ方はそれぞれありますが、私は必ず おみそ汁 か 野菜が入っているおかず から食べるようにしていて、ご飯類は一番最後です。
じゃあ、お味噌汁や野菜が無い時はどうするのかというと、魚や肉・豆類からお箸をつけることから食事を始めます。
実はこうした食べ方が、臓器を支える「血管」の健康を守るのに役立っている事をご存知ですか?
「糖質ダイエット」や「糖質オフ」の言葉がいわれてから幾年か経ちますが、この「糖質」の意味をたどるとご飯やパン・麺類などを示します。
そしてこれらの食べ物は炭水化物が豊富ですよね。
この炭水化物が体内に入り、消化されると「糖質」になるのですが、この糖質は脳にとっては唯一のエネルギー源というメリットがあります。
が、血液中の濃度(血糖値)が上がると血管にダメージを与えるというデメリットを含んでいます。
こうした事から、できるだけデリケートな血管のために少しでも急激な血糖値の上昇を抑えたい…と思い、ご飯を後にしておかずなどを先に食べています。
ちなみに空腹の状態でご飯を食べると、小腸であっと言う間に吸収されて血糖値が跳ね上がってしまいます。
そうすると、すぐに膵臓からインスリンが分泌されて血糖値が下がりますが、これが繰り返されるとやがてインスリンが効かなくなり、血糖値が下がりにくくなります。
そう、糖尿病の始まりです。
ところが、先に野菜などの食物繊維や脂肪分が含まれるおかずを食べておくと、糖質が体内へ吸収されるのが穏やかになりインスリンに頼らなくても血糖値の急上昇を避けられるのです。
と言っても、こうした体内での営みは、なかなかイメージしにくいのが現実です。
よく「お酒の飲み過ぎは体に悪い」とか「〇〇すると体に悪い」といいますが、体内で起こっている具体的なイメージが浮かばなければ、知ってはいても止められないものです。
炭水化物を例に挙げると、一口目に食べると「細くてデリケートな血管に糖分がベタッ、ベタッとくっつく…」そんな具体的なイメージが頭の中で描ければ、自然と食事をする時に野菜やおかずから食べ始めるようになります。
そこで、血糖値の急上昇を抑えて、なおかつダイエットの効果もある食べ順をご紹介します。
1番目:加熱していないおかず
しっかり食べても太らないためには、消化力が大切です。
そこでまず摂っていただきたいのが、消化を助けてくれる「酵素」です。
酵素は熱に弱いので、生野菜やお漬物・ヨーグルトなどの発酵食品、お刺身などの加熱していないおかずに豊富に含まれています。
これらを最初に口にして、消化力をサポートしましょう。
2番目:汁もの
次に摂りたいのが、温かい汁ものや飲み物です。
体が冷えるとエネルギーを消費する代謝の働きが鈍くなり、やせにくくなってしまいす。
そこで、おみそ汁や具だくさんのスープ、ココア・紅茶などを飲んでしっかり体を温め、脂肪の燃焼率をあげましょう。
3番目:メインのおかず
3番目に摂りたいのが、野菜と加熱した魚や肉・豆腐・卵などのタンパク質がメインのおかずです。
タンパク質は、野菜などに比べて消化吸収の過程で消費されるエネルギーが高く、脂肪を燃やす効果も期待できるため食べても太りにくい食材です。
なお野菜でも、ジャガイモやカボチャなど「口にすると、ほくほくして甘い」と感じる種類は炭水化物が多く含まれていますので、先にタンパク質を摂ってから食べる様にしましょう。
4番目:ご飯・パン
炭水化物はパワーの源ですが、糖質を多く含んでいます。
体内で分解・消費しきれない分は血液中に留まって、やがて脂肪に変わります。
空腹感が落ち着いてくる最後に口にするようにして、食べ過ぎを防止します。
極端に量を減らすと、かえって体に悪影響が及ぶことがありますので、食べる順を守り一食あたりお茶碗一杯ほどを目安にしましょう。
どれくらいの量を食べたら次のメニューに進めば良いのかというと、全体の3分の1の量を目安にしてください。
なお、お菓子は食べても構いませんが、ミネラルや食物繊維をたっぷり含んでいるナッツ類やドライフルーツなどをオススメします。
また、忙しくてきちんとした食事が出来ない、外食中心の方は市販のものを活用しましょう。
例えば朝だと、ヨーグルト(酵素)→温かいココアやホットミルク(代謝アップ)→スクランブルエッグやハムエッグなどの料理(タンパク質)→パン(炭水化物)といった内容でOKです。
お昼や夕飯をコンビニや外食にするなら、どんぶりものではなく、お漬物(酵素)や焼き魚(タンパク質)など品数が多い幕の内弁当にインスタンスのおみそ汁(代謝アップ)がオススメです。
毎日の食事だからこそ、食べる順番て大事なのです。
そのおかげか、この仕事を始めてからずーっと体重に変化(1~2㎏は範疇内で)がありませんし、とりあえず健康診断の結果は良好です。
皆さまそれぞれの工夫をしつつ、楽しみながら取り組んでみましょう。