冷え性と低体温症

2023.01.28

皆さまこんばんは。

今回もご覧いただきありがとうございます。

東近江市佐野町の  整体院 月の虹  です。

天気予報通りに雪が降りましたが、

いかがお過ごしでしょうか?

ここ東近江市でも雪が降り積もりました⛄️

こんな雪が降る天気になる日は

より一層冷えを感じます。

ところで、この体が冷えるのには

2つの症状があることをご存知ですか?

2つの症状は「冷え症」と「低体温症

え。同じじゃないの?と思われますが、

この2つは似ているようで実は違うのです。

という事で、今回は「冷え症」と「低体温」

の違いについてお話します。

まずは「冷え症」ですが、これは実際の

暑さ寒さに関わらず、異常に冷えを

感じてしまう状態のことを言います。

冬でも夏でも厚い靴下が欠かせない

手がかじかんでいる

ひどい場合はしもやけになってしまう…

などといったものが典型的です。

ですが、この様な症状が起こっていても

体温を測ってみると36〜37℃と正常値の

場合がほとんどなのです。

なぜなら、体温は「深部体温」といって

体の中心の温度を測っているからです。

冷え症の人が感じる辛さは手足などの末端の冷え。

この原因は様々ありますが、主として

冷えると手足の血管が収縮したりすることで

血流が悪くなることを一因としておこります。

ところが、もう1つの「低体温」というのは

体の中枢の深部体温の温度が低くなること

を指しています。

「低体温」を医学的に定義すると

本来は37度くらいである体の中の

深部体温(内臓の温度)が

35度以下になっている状態です。

ちなみに私たちがいつも測定している「体温」は

脇の下・耳などですが、これは

「深部体温=内臓の温度」が体の表面(皮膚)に

伝わっている温度を測っているので、若干低くなります。

冷え症は、本来なら

『熱を体の外に逃がさないようにするため』

に皮膚の血管が収縮する反応時間が長く続いてしまったり、

筋肉量が少なくて、うまく熱が産生できないために

おこるといわれています。

また、体温を調節する司令塔は脳の中にありますが

ストレスなどの影響も受けるといわれています。

病的な低体温は、濡れた衣服で動かず

冷たい地面に横たわっていることなどでおこります。

例えばアルコールを飲んでいたり、低血糖発作を

起こしていた場合になりやすいと言われています。

病的な意味での低体温は、自分で体温を上げることが

できないので温かい毛布に全身をくるんだりして

外側から暖める事が必要になります。

しかし「35度台、いつもやや低めの体温(皮膚温)」

という意味での低体温は、例えば甲状腺機能低下症

といった病気でも起こりますが

そうでない場合では運動不足や朝ごはんを食べない

といった日常の生活習慣でもおこりえます。

人間の体温は一日の中で日内変動があり

一定のリズムを繰り返しています。

また体温は下がるときに眠くなるといった

睡眠との連動もありますので

できるだけ規則正しい生活習慣を保つようにしましょう。

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