皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。
天気予報通りに雪が降りましたが、
いかがお過ごしでしょうか?
ここ東近江市でも雪が降り積もりました⛄️
こんな雪が降る天気になる日は
より一層冷えを感じます。
ところで、この体が冷えるのには
2つの症状があることをご存知ですか?
2つの症状は「冷え症」と「低体温症」
え。同じじゃないの?と思われますが、
この2つは似ているようで実は違うのです。
という事で、今回は「冷え症」と「低体温」
の違いについてお話します。
まずは「冷え症」ですが、これは実際の
暑さ寒さに関わらず、異常に冷えを
感じてしまう状態のことを言います。
冬でも夏でも厚い靴下が欠かせない
手がかじかんでいる
ひどい場合はしもやけになってしまう…
などといったものが典型的です。
ですが、この様な症状が起こっていても
体温を測ってみると36〜37℃と正常値の
場合がほとんどなのです。
なぜなら、体温は「深部体温」といって
体の中心の温度を測っているからです。
冷え症の人が感じる辛さは手足などの末端の冷え。
この原因は様々ありますが、主として
冷えると手足の血管が収縮したりすることで
血流が悪くなることを一因としておこります。
ところが、もう1つの「低体温」というのは
体の中枢の深部体温の温度が低くなること
を指しています。
「低体温」を医学的に定義すると
本来は37度くらいである体の中の
深部体温(内臓の温度)が
35度以下になっている状態です。
ちなみに私たちがいつも測定している「体温」は
脇の下・耳などですが、これは
「深部体温=内臓の温度」が体の表面(皮膚)に
伝わっている温度を測っているので、若干低くなります。
冷え症は、本来なら
『熱を体の外に逃がさないようにするため』
に皮膚の血管が収縮する反応時間が長く続いてしまったり、
筋肉量が少なくて、うまく熱が産生できないために
おこるといわれています。
また、体温を調節する司令塔は脳の中にありますが
ストレスなどの影響も受けるといわれています。
病的な低体温は、濡れた衣服で動かず
冷たい地面に横たわっていることなどでおこります。
例えばアルコールを飲んでいたり、低血糖発作を
起こしていた場合になりやすいと言われています。
病的な意味での低体温は、自分で体温を上げることが
できないので温かい毛布に全身をくるんだりして
外側から暖める事が必要になります。
しかし「35度台、いつもやや低めの体温(皮膚温)」
という意味での低体温は、例えば甲状腺機能低下症
といった病気でも起こりますが
そうでない場合では運動不足や朝ごはんを食べない
といった日常の生活習慣でもおこりえます。
人間の体温は一日の中で日内変動があり
一定のリズムを繰り返しています。
また体温は下がるときに眠くなるといった
睡眠との連動もありますので
できるだけ規則正しい生活習慣を保つようにしましょう。