春野菜のはたらき

2023.03.31

皆さまこんばんは。

今回もご覧いただきありがとうございます。

東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。

今日も朝晩と日中の気温差が大きい一日でしたが、

今年はなんでこうも

冬から春の気候と気温の変化が激しいのか…

こんな激しいと、体も心も調子がおかしくなってしまう…

と、一人の整体師として危機感を抱いています(;゚Д゚)

じゃあ、体と心の調子を整えるためにはどうすれば良いのか?と言いますと

旬の食べ物を意識して摂るようにする事です。

『冬に旬を迎える食べ物は体を温める性質があり

夏に旬を迎える食べ物には体を冷やす性質がある』

というように、春夏秋冬それぞれの季節にとれる食べ物には

その季節に沿った役割と効能があり、私たちのカラダへ作用します。

旬の食べ物を食べるということは、健やかに

かつ美しく過ごすために必要なことなのです。

そんな旬の食べ物といえば、今まさにスーパーや八百屋さんに

出回っている春野菜などが筆頭に挙げられます。

春野菜には、寒い冬の間にたまってしまった毒素を排出する作用と

今の季節に必要な栄養素がたっぷり含まれています。

というわけで、ぜひ食べていただきたい春野菜や野草の栄養素をご紹介します。

●春野菜のはたらき
寒い季節はどうしても新陳代謝が落ちるので、

体は余分な脂肪や水分をためこみがちになります。

そんな冬から春になると、体はたまってしまった老廃物を排出しようとします。

春はもともと毒素を排出する時季ですので、

完全に身体から毒素が出きるまでは体調が安定しにくいといわれています。

そんな毒素の排出作用を助けてくれるのが、春野菜です。

そして、春野菜といえば「苦味」のあるものが多くあります。

でも実は、この苦味が毒素の排出を促してくれる強い味方。

苦いからと敬遠せず、積極的に食べるようにしましょう!!

●春が旬の食材
1:キャベツ
淡色野菜の中でビタミンやミネラルをもっとも多く含んでいます。

特にビタミンCを多く含んでいます。

また他の野菜と違う一番の特徴は、ビタミンUという成分を含んでいる事です。

ビタミンUは胃の粘膜を丈夫にしたり、回復を助ける作用や

胃潰瘍・十二指腸潰瘍などを抑制する効果から、肝機能強化などに役立つ栄養素です。

また、春に出回るキャベツは他の季節に出回るものに比べて水分が多く、甘味が強いのが特徴です。

さらに、ビタミンCの他にカリウムなどの含有量も高いのが特徴です。

これらの栄養素を流出させない・壊さないように、切る前に洗ったり生食で摂るのがおすすめです。

2:タマネギ
疲労予防としての薬効があるといわれるほど、疲れに効く野菜です。

これはタマネギに含まれる、硫化アリルというイオウ化合物の働きによるものです。

血行を良くして、ビタミン類の吸収と利用効果率を上げて、気力・体力を高めてくれます。

春に出回るタマネギは甘味と水分が多く、辛味が少なめなので生食でもOK。サラダなどにどうぞ。

3:ジャガイモ
加熱しても、壊れにくいビタミンCを豊富に含んでいる事が大きな特徴です。

これはビタミンCがデンプンに包まれているためで、

40分加熱しても75%ほど残ります。

他にも、ビタミンB1も多く、ジャガイモ1/2個で一日に必要な量を摂取できます。

4:タケノコ
低カロリー食品ですのでダイエットなどに適していています。

豊富に含まれる食物繊維は腸の働きを活発にし、便秘を促進したり

余分なコレステロール・脂肪・糖分の排泄をします。

栄養素はタンパク質・カリウム・亜鉛・ビタミンB1・B2・B12を含みます。

切ると白い粉がありますが、これはアミノ酸のチロシンです。

 
5:ヨモギ
春を代表する野草の1つで、草団子やヨモギ餅の材料として用いられます。

比較的どこにでもあるヨモギですが、実は驚くほど多くの栄養素があります。

ビタミンCEカリウム食物繊維などが含まれています。

この時季に必要なのは、古い脂肪や塩分・余分なタンパク質などの毒素を

野菜や野草などで代謝させつつ、新しいタンパク質や

デンプン質を補う事で、偏らない体質をつくる事です。

それぞれの季節に体が求める食材を摂ってこそ、健やかな身体になれるはず…

他にも旬の食べ物がありますが、スーパーや八百屋さんでこれらの野菜を発見したら

是非とも購入して日々の食事に摂り入れてください。

☆おまけ☆
えび・羊肉・唐辛子や激辛の食材などの身体を温めるもの。

酒・コーヒー・チョコレートなどの刺激物。

とうがん・きゅうり・トマトなどの極端に身体を冷やす食材。

は、反対に食べ過ぎに注意してください。

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