「カフェイン中毒」と「カフェイン依存症」

2023.04.24

皆さまこんばんは。

今回もご覧いただきありがとうございます。

東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。

数日前は30度近い気温になったかと思うと、

最近は北風が強く吹き、こたつやエアコンが恋しい日になったり…

こうも気候と気温の変化が激しいと自律神経が乱れてしまいます。

自律神経が乱れると、心身にさまざまな影響が出るのですが

・途中で覚醒して、その後なかなか寝付けない

・入眠時間が遅くなる

・目が覚める時間が目覚ましより早くなる

などなどの睡眠の質にも影響が出やすくなります。

そんな睡眠になってしまった朝に飲むコーヒーは、

ぼんやりした頭をすっきりさせるには最適ですよね。

事実、コーヒーに含まれるカフェインには、

覚醒作用や集中力、記憶力を高める作用があります。

また、適量のコーヒー習慣はがん予防や

ダイエット効果に期待ができるそうです。

しかし、必ずしも良い事ばかりではありません。

よい効果が得られるのはあくまでも適量の場合で、

カフェインの過剰摂取は健康リスクも伴います。

飲み過ぎは健康に悪いとわかっていても、

コーヒーを何杯も飲まないと気が済まない方がおられます。

かく言う私も、コーヒーは毎日飲むのが習慣になっています。

そんなコーヒーにまつわる

「カフェイン中毒」と「カフェイン依存症」

についてご紹介します。

●コーヒーの飲み過ぎによるデメリット・リスク
カフェインの摂取量がコーヒー1~2杯程度と少量の場合は、

集中力を高める、気分を良くするなどの良い作用が見られます。

しかし250mg以上のカフェイン摂取量

(コーヒーに換算すると3~4杯以上)になると、

以下のような悪い作用が目立ってきます。

・落ち着きがなくなる

・神経過敏になる

・興奮する

・不眠になる

・顔面が紅潮する

・トイレが近くなる

・胃腸の調子が悪くなる

・筋肉がピクピクする

・考えや話にまとまりがなくなる

・動悸、不整脈が起こる

・疲れを感じにくくなる

もしコーヒーを日常的に飲み過ぎてしまう人で、

上記が5個以上に該当するものがある場合、

心の病気の診断項目に入っている「カフェイン中毒」の状態が疑われます。

カフェイン中毒とカフェイン依存とはどのようなものか?

また、どんな場合にそれが疑われるかをご紹介します。

●カフェイン中毒・カフェイン依存の症状のセルフチェック法

普段からコーヒーをお飲みの方に質問です。

いつもの時間にコーヒーが飲めなかったり、

いつものお店が休みでコーヒーが買えなかった時など

いつもの時間帯にカフェインの摂取が出来なくなった後に

頭痛を始めとする心身への支障はなかったですか?

カフェイン依存の特徴的な症状は「頭痛」ですが、

他にも次のような症状が起こります。

・体がだるかったり、頭がぼんやりする

・不安になったり、気持ちが落ち込んだりする

・悪心や嘔吐が起こる

コーヒーを飲まないとこれらの不調が1つでも現れる場合、

すでにカフェイン依存が形成されている可能性があります。

これらの症状が現れるのは、カフェインを最後に摂ってから12~24時間後です。

●コーヒーの飲み過ぎを止める方法とカフェイン断ちによる離脱症状
もしコーヒーの飲み過ぎが依存症レベルだと気づいたら、

少しずつ摂取量を減らし健康になる適量にしていきましょう。

急にコーヒーを止める、いわゆる「カフェイン断ち」

離脱症状が出ることがあります。

上記のようなカフェインを摂らなかった場合の症状が起こり、

1~2日後にピークを迎えます。

出現する症状の程度は、概ね摂取していたカフェインの量に

比例しますが、症状は1週間ほどで収まることが多いです。

また一言で「依存症」といっても、カフェインの離脱症状は

他の依存症に比べればそれほど深刻なものではありません。

ただし、急に止めてしまうと気分がひどく

落ち込むこともありますので、1~2週間ぐらい時間をかけましょう。

何事も多すぎると毒になります。

適量を心掛けて、コーヒーを美味しく頂きましょう。

PAGE
TOP