皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。
つい最近の話です。知人と会話をしていたら、
少し声が嗄れていたので、かぜ気味なの?と聞いたら
「たぶん花粉か何かのアレルギー」と返答があったんですが、
その知人のように、声嗄れ・くしゃみ・鼻水・鼻づまり・肌荒れ・皮膚の乾燥…などなど
『季節の変わり目』になると、さまざまなアレルギー症状が
出て来て、時に酷くなる人が増えています。
そんなアレルギーの原因といえば
花粉やアレルゲンなどが挙げられますが、
アレルギー持ちではないので、もちろん
普段はそれらの反応が無いのにも関わらず、
ある時や特定の時期になると異常なほど
涙や鼻水・咳が止まらないなどの症状が出ることはありませんか?
その反応、もしかしたら『寒暖差アレルギー』かもしれません。
という事で、今日は
寒暖差アレルギー
についてご紹介していと思います。
●寒暖差アレルギーとは?
花粉症やハウスダストなどのアレルゲン物質が無い
アレルギー反応が無いのに、急に温かくなったり寒くなったりすると
・鼻水がたらたらと流れて止まらない
・くしゃみや咳が止まらなくなる
・鼻がムズムズする
などの症状が現れます。
しかも、なかなか治まらないので
ティッシュペーパーが手放せなくなったりします🤧
わかりやすいものとしては、寒い屋外から暖かい屋内に
入った瞬間に、水のように鼻水がぽたぽた落ちてくる…
なども寒暖差アレルギーといわれています。
この反応は「血管運動性鼻炎」と呼ばれていて、
文字通り大きな温度差により鼻の奥が刺激されて
血管の太さが変わり、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの
アレルギー性鼻炎のような症状が出ます。
じゃあ、これもアレルギーの一種なの?
と思われますが、アレルギーとはいうものの
特定のアレルゲンはありません。
温度差が最大の敵なのです。
●寒暖差アレルギーの原因は?
アレルゲンが無いのに寒暖差アレルギーになってしまう原因は、
温度に合わせて体温や身体の機能を調節する機能
『自律神経』が乱れてしまうことにあります。
一般的に、人の自律神経が対応できる温度差は
プラス、マイナス共に7℃まで
といわれています。
それ以上の温度差になると自律神経がうまく対応できなくなり、
寒暖差アレルギーの症状が出てきます。
そしてこのアレルギーは、成人女性の方が罹りやすいといわれています。
これは女性は男性よりも筋肉量が少ない=身体が冷えやすい
結果、自律神経の乱れが起こりやすくなる。といわれています。
●早く治すためには?
原因となる自律神経の乱れを簡単に治すのは難しく
鼻水・鼻づまりなどのアレルギー性の症状のほかにも、
自律神経の乱れからくるイライラ・不眠などの症状、
また他の部位に出てくる不調もあるので、
かなり心身ともに辛い状態になってしまいます。
そんな寒暖差アレルギーを手っ取り早く解消させるには
耳鼻咽喉科で診断を受け薬を処方してもらったり、
普段から出来る事は、体を冷やさず血行を良くすることが重要です。
例えば
シャワーではなく湯船に浸かる
温度差を作らない服装をする
外出時はマスクをして、鼻の粘膜の乾燥を予防する
などです。
現代は空調が整っているので、室内外の温度差が大きい時があります。
着脱が簡単にできるカーディガンなどの羽織もの
ネックウォーマーやストール、マスクなどを活用して
温度差を少なくする生活を心掛けるだけでも体が喜び、
症状が出にくくなります。
まだまだ油断出来ない気候と気温の急激な変化で
寒暖差アレルギーが出やすい状況です。
体を冷やさないように意識して
自律神経を整えていきましょう。