皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町にある 整体院 月の虹 です。
ここ数週間の間に、気温と気圧と天気が
1日で180度変わる日もあったので、
ご自身が自覚している不調がキツく出たり
普段とは違う体調不良が現れたり…と
外的要因と思われる影響が顕著に出ています。
そんな影響の一つとして、
「肩こりがつらくてイライラする〜っ!!」
という自覚はありませんか?
肩への負担を感じやすいといわれているデスクワーク。
その中でも特にパソコンでの仕事は、
肩こりやそれに伴う頭痛・目の不調を訴える人が多いです。
こうした不調を抱えながら我慢に我慢を重ねて
パソコンに向き合っていると、
気分がイライラしてしまい仕事がはかどらない…
ということもあるそうですが
みなさんはいかがでしょうか?
このようなデスクワークやパソコンワーク
による肩こりからのイライラは、
最初は肩こりや頭痛・目の症状などの
身体的なつらさのみだったものが、
その不調をきっかけにイライラしてしまうことで
さらなる体の緊張・筋肉の緊張を招き、
慢性化しやすくなる特徴があります。
肩こりの自覚症状だけだったものが、
肩こりがつらくてイライラするうちに
肩こり性の頭痛(緊張型頭痛)が起こる
ようになるなど、症状が広がっていきます。
こうした肩こりに関連した症状の広がりを
予防することはもちろん大切ですが、
そこからのイライラも強めないようにすることが
肩こりからのイライラを長引かせないために必要になります。
そんな肩こりからのイライラの予防対策として、手を刺激していますか?
パソコンを毎日のように使用していると、
その操作に使われている筋肉が疲労しやすくなります。
キーボードで文字を打つ時、マウスを使う時など
指の関節を曲げた状態にしていると思います。
おそらく大して気にすることがない指のポーズですが、
その指を使った疲労が手・腕へ伝わり
肩の筋肉の緊張につながり、やがて肩こりの原因になるので
手・腕の筋肉も血行を良くしておく必要があります。
そして手にはイライラに効果的なツボもあります。
ツボ押しは「ツボを特定することが難しくてうまくできない」
という声も聞きますが、手のひらをほぐしてみるだけでも
イライラからの緊張がほぐれたり、肩こりが楽になることがあります。
「ツボを見つけなくては!」と真剣になり過ぎずに、
気持ち良い程度に手のひらをほぐしてみましょう。
という事で、手のひらをほぐす方法をご紹介します。
オフィスやご自宅の椅子に座ったままできます。
それでは手をほぐす前の準備からはじめましょう。
●手のひらをほぐす方法
先ほども説明しましたが、指を曲げた状態で
パソコン操作を繰り返していると、曲げるために
使われる筋肉が緊張しやすくなります。
手を思いきり広げると、手や指のつっぱりを感じませんか?
それは手指の緊張の表れですので、肩こりに
繋がらないようにその緊張を和らげてみましょう。
1:まずは手のひらを机に軽く置きます。
2:手のひらを机につけたまま、手を思いきり広げます。
指がテーブルから離れた状態になります。
そのまま5秒間キープしてから脱力します。
3:次に手首付近だけ机につけたまま、
手を思いきり広げながら手のひらを机から離します。
そのまま5秒間キープ。
ここまでを数回繰り返します。
4:目を軽く閉じ手のひらをくまなくほぐしましょう。
擦ってもよいですが、親指でじんわりと圧をかける方法も効果的です。
気持ちが良いと感じるくらいの強さで、親指の位置を
ずらしながら手のひら全体を指圧してみましょう。
ちなみに、ストレス・イライラに効くツボは手のひらの中央あたりになります。
終わったら、ゆっくり目を開けてみましょう。
肩の力が抜けて、視界もすっきり感じることができると理想的です。
※机に軽く手を載せたとき緊張が強いと
かなり指が曲がった状態になったり、
思い切り手を開くと緊張が強ければ
皮膚までピリピリします。
手首が硬くなっていると最初は
動く範囲が狭くなることがあります。
長時間、あるいは強く圧しすぎると痛くなったり、
揉み手の方がこることがあるのでご注意ください。
また肩こりや手・腕の緊張の程度により個人差があります。
手のひらから肩こり予防、ぜひ実践してみましょう。