皆さまこんばんは。
東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。
日が経つごとに「寒さ」を感じる
ことが多くなって来ましたが
いかがお過ごしでしょうか。
寒くなって来ると
動くことが億劫になったり
のびのびと動かしにくくなったり
手・足先に力が入りにくい
などが起こりやすくなります。
やっぱり冷えは身体に応えます…
そんな身体の冷えを少しでも緩和するのに
『指先と指の間を刺激する』
ことをしてみませんか?
やり方
☆指・足先の刺激
爪の両生え際をもう片方の
親指と人差し指で挟み、
ゆっくり呼吸をしながら
10回押す・緩めるを繰り返します。
これを親指→人差し指…→小指と
順番に進めます。
そして、片方の手をし終えたら
もう片方の手を同じく刺激します。
☆指・足の間の刺激
手を大きく広げると指と指との
間にいわゆる「水かき」が現れます。
そこを片方の親指、もしくは人差し指で
押しながら、指先の刺激と同じく
ゆっくり呼吸をしながら10回
押す・緩める…を繰り返します。
実践する時間は気がついたら…でも
構わないのですが、そうすると
だんだん忘れてしまうものです。
ですので、何かをしている時と一緒に
『ながら刺激』が良いかと思います。
例えば
お風呂に入っている時に
朝、起き上がる前に
夜、お布団の中で
ご飯やおやつを食べる前に
テレビや動画を見ている時
などなど。
手・足先はたくさんの毛細血管が
通っているので、血管が収縮すると
流れが滞ってしまうので、意識的に
刺激することは大事です。
また、東洋医学的に指先や指の間は
全身を巡っている経絡や経穴が
集中している場所の1つです。
そこを定期的に刺激する事で
冷え対策となる血液の循環はもちろん
『気(き)』と『水(すい)』
のバランスも整えられて行きます。
急な気温変動は思っているより
心身に負担がかかり、バランスが
崩れやすくなります。
その負担を少しでも緩和するのに
ぜひ指先と指の間を刺激して
バランスを整えていきましょう!
※補足
気は全身を巡るエネルギーで、人間が
生きていく上でとても大切な要素の
一つと考えられています。
「元気になる」「気が滅入る」など
『気』の文字が入った言葉をよく
使うことがあると思います。
このように気は生きるために
最も必要なエネルギーを意味しています。
水は血液以外のカラダの中の水分のこと。
東洋医学で考える「水」は血液以外の
唾液・汗・リンパ液なども指しています。
水は、カラダ全体に水分を充実させるため、
肌・関節・臓腑などにうるおいを与えます。
また、カラダの中の余分な熱を抑え
汗や尿として排出する働きもあります。