皆さまこんにちは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。
例年に比べるとまだ寒さはましですが
気温が一けた台の日はさすがに身に応えますで
室内でも『冷え』を感じるようになり
靴下などで体温が逃げないようにしておられると思います。
ところでこの靴下、皆さん日中は履いていらっしゃると
思いますが、寝る時はどうされていますか?
「寝る時も寒いから靴下を履いている」
という方もいれば
「締め付けが嫌で裸足で寝る」
という方もおられるでしょう。
しかし、快眠を得るためには
靴下を履く のと 履かない の
果たしてどちらがよいのでしょうか?
という事で、今日は睡眠と靴下の関係をご紹介します。
●寝る時も手足が冷たい方は、リラックスすることが大事
寝る前まで、スマホやTV・PCなどの電子機器を利用していたり
仕事の反省や心配ごと、人間関係などの悩みを考えていたり…
をしていると、交感神経系が優位になってしまいます。
交感神経系が優位になると、鼓動が早くなり
体温や血圧が高い状態になるのですが
逆に手足などの末端の血管は収縮するので冷たくなっています。
ですので、寝る前の1時間ぐらいは白熱灯のような暖色系の
間接照明などで室内を照らし、温かいノンカフェインの
ハーブティーを飲んだり、アロマやお香を炊いてみたり
ストレッチをしたり…と心身がリラックスして
「副交感神経」が優位になることが大切です。
●毎日約40度のお湯に20分ほど浸かること
冬は夏に比べて湯舟に浸かる方が多いと思いますが
入浴を短時間で済ませていませんか?
特に寒いこの季節は「早く温まりたい」と思われるのか
41~42度ほどの高温のお風呂にさっと入る方が多いようです。
しかし、この41~42度の温度は交感神経系を優位にしてしまいます。
また、皮膚の天然保湿因子が流れて乾燥肌になりやすくなるそうです。
ですので、副交感神経系を優位にするには
40度ほどのお湯に全身浴で20分ほど入ることがポイントです。
また、快眠のためには寝る前に深部体温の低下を促すことが大切ですが
入浴で手足の末端や表層の血液循環がよくなることで
効率よく深部体温を低下させることができます。
●入浴前後は暖房・靴下で保温を意識する
日本の冬は寒くて乾燥した気候ですが、夜間に寝室や脱衣所を
暖房している家庭は少ないため、温室度環境が適切でないことがあります。
浴室と脱衣所や寝室との温湿度差が大きくならないよう
暖房やエアコン、加湿器などを利用して
『体温や血圧の急激な変化がないよう気を付ける』
ことが大切です。
また、深部体温が下がりつつあるときに入眠することで
深い睡眠や睡眠持続時間の延長に繋がります。
末端の血管が拡張して温かくなると、深部体温がそこから
放熱しやすくなり、深部体温の低下を促すことができます。
そのため、お風呂上がりなのにすぐに足先が冷えてしまう方は
靴下などで保温するようにしましょう。
●基本は素足!冷え過ぎさんは「緩い靴下」を
規則正しい生活リズムをされている場合、
深夜3~5時頃に深部体温が低くなります。
入浴してから徐々に深部体温は下がりますが
就寝後もどんどん下がるようになっているのです。
そのため、熱の放出を促すために足先は靴下で
カバーしないほうがよいのですが、先述の
入浴や暖房等の対策をしてもすぐに冷えてしまう方は
放熱がうまくいかずにスムーズな入眠が困難になるため
靴下を使用する事をおすすめします。
ただし、この場合は睡眠中の体温調節のために
脱ぎやすいゴムが緩い靴下を履くようにしましょう。
就寝時、寒いから靴下を履くか履かないか迷う前に
夜の過ごし方を改めることも大切です。
入浴前後の過ごし方を意識してみてください