靴下を履く 履かない

2023.12.25

皆さまこんにちは。

今回もご覧いただきありがとうございます。

東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。

例年に比べるとまだ寒さはましですが

気温が一けた台の日はさすがに身に応えますで

室内でも『冷え』を感じるようになり

靴下などで体温が逃げないようにしておられると思います。

ところでこの靴下、皆さん日中は履いていらっしゃると

思いますが、寝る時はどうされていますか?

「寝る時も寒いから靴下を履いている」

という方もいれば

「締め付けが嫌で裸足で寝る」

という方もおられるでしょう。

しかし、快眠を得るためには

靴下を履く のと 履かない の

果たしてどちらがよいのでしょうか?

という事で、今日は睡眠と靴下の関係をご紹介します。

●寝る時も手足が冷たい方は、リラックスすることが大事
寝る前まで、スマホやTV・PCなどの電子機器を利用していたり

仕事の反省や心配ごと、人間関係などの悩みを考えていたり…

をしていると、交感神経系が優位になってしまいます。

交感神経系が優位になると、鼓動が早くなり

体温や血圧が高い状態になるのですが

逆に手足などの末端の血管は収縮するので冷たくなっています。

ですので、寝る前の1時間ぐらいは白熱灯のような暖色系の

間接照明などで室内を照らし、温かいノンカフェインの

ハーブティーを飲んだり、アロマやお香を炊いてみたり

ストレッチをしたり…と心身がリラックスして

「副交感神経」が優位になることが大切です。

●毎日約40度のお湯に20分ほど浸かること
冬は夏に比べて湯舟に浸かる方が多いと思いますが

入浴を短時間で済ませていませんか?

特に寒いこの季節は「早く温まりたい」と思われるのか

41~42度ほどの高温のお風呂にさっと入る方が多いようです。

しかし、この41~42度の温度は交感神経系を優位にしてしまいます。

また、皮膚の天然保湿因子が流れて乾燥肌になりやすくなるそうです。

ですので、副交感神経系を優位にするには

40度ほどのお湯に全身浴で20分ほど入ることがポイントです。

また、快眠のためには寝る前に深部体温の低下を促すことが大切ですが

入浴で手足の末端や表層の血液循環がよくなることで

効率よく深部体温を低下させることができます。

●入浴前後は暖房・靴下で保温を意識する
日本の冬は寒くて乾燥した気候ですが、夜間に寝室や脱衣所を

暖房している家庭は少ないため、温室度環境が適切でないことがあります。

浴室と脱衣所や寝室との温湿度差が大きくならないよう

暖房やエアコン、加湿器などを利用して

『体温や血圧の急激な変化がないよう気を付ける』

ことが大切です。

また、深部体温が下がりつつあるときに入眠することで

深い睡眠や睡眠持続時間の延長に繋がります。

末端の血管が拡張して温かくなると、深部体温がそこから

放熱しやすくなり、深部体温の低下を促すことができます。

そのため、お風呂上がりなのにすぐに足先が冷えてしまう方は

靴下などで保温するようにしましょう。

●基本は素足!冷え過ぎさんは「緩い靴下」を
規則正しい生活リズムをされている場合、

深夜3~5時頃に深部体温が低くなります。

入浴してから徐々に深部体温は下がりますが

就寝後もどんどん下がるようになっているのです。

そのため、熱の放出を促すために足先は靴下で

カバーしないほうがよいのですが、先述の

入浴や暖房等の対策をしてもすぐに冷えてしまう方は

放熱がうまくいかずにスムーズな入眠が困難になるため

靴下を使用する事をおすすめします。

ただし、この場合は睡眠中の体温調節のために

脱ぎやすいゴムが緩い靴下を履くようにしましょう。

就寝時、寒いから靴下を履くか履かないか迷う前に

夜の過ごし方を改めることも大切です。

入浴前後の過ごし方を意識してみてください

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